コロンビア大氷原の基本情報
コロンビア大氷原(Columbia Icefield)は、ロッキー山脈最大の氷原です。氷原とは、氷に覆われた平原のように広い地域をいいます。バンフ国立公園とジャスパー国立公園にまたがって存在しています。
コロンビア大氷原の端からは、いくつもの氷河が流れ出ています。ツアーでのアクセスが可能なのは、アサバスカ氷河(Athabasca Glacier)です。雪上車から氷河に降り立つ体験は、カナディアン・ロッキー観光におけるハイライトのひとつです。
アサバスカ氷河ツアーとセットでチケット販売されているのが、床がガラス張りになった展望台、コロンビア大氷原スカイウォーク(Columbia Icefield Skywalk)です。グレイシャー・スカイウォーク(Glacier Skywalk)とも呼ばれています。
コロンビア大氷原の見どころ
アサバスカ氷河ツアー
コロンビア大氷原ディスカバリーセンター(Columbia Icefield Discovery Centre)を出発し、途中までは普通の観光バスで移動します。
氷河に近づいたところで、雪上車に乗り換えます。大型のタイヤが6つもついています。
まるでケーブルカーに乗っているかのような、急勾配の坂を進みます。
ついに、アサバスカ氷河に着きました。氷の厚さは、最大で300メートルもあるといわれています。気温がぐっと下がるため、1枚羽織るものを用意しておくとよいでしょう。
氷河が溶けた水を飲むこともできるため、コップを1つ持っていくとよいかもしれません。中には、水割りにするためのお酒を持参する人もいます。
残念ながら地球温暖化の影響により、氷河の面積は年々減少しているといわれています。
コロンビア大氷原スカイウォーク
コロンビア大氷原スカイウォークは、アサバスカ氷河ツアーに続く新たな観光資源として、2014年にオープンしました。グレイシャー・スカイウォークとも呼ばれています。
宙に浮いているようなアーチ型の展望台で、床は全面ガラス張りです。高所恐怖症の方にはおすすめできません。
コロンビア大氷原のアクセス
Ⓐジャスパー駅からⒷコロンビア大氷原ディスカバリーセンターまでは、車で約1時間15分の距離です。ハイウェイ93号線(Highway 93)を南下します。ハイウェイ93号線は、アイスフィールド・パークウェイ(Icefields Parkway)とも呼ばれています。