【イタリアの緊急車両】アルファロメオからモトグッツィまで

ポリツィアの車両

ポリツィア（Polizia）は、内務省所属の国家警察です。ボンネットのペイントは、カラビニエリと色違いのようです。

黒豹は、ポリツィア交通機動隊のシンボルです。

フィアット・プント（Fiat Punto）の3代目です。休憩中でしょうか。

ミラノの都市警察（Polizia Locale Comune di Milano）です。

アルファロメオはミラノに本社があり、そのエンブレムもミラノの紋章である聖ゲオルギウス十字（赤十字）と、ミラノを支配したヴィスコンティ家の紋章であるビショーネ（人を呑む大蛇）を合わせたものです。ミラノを守る車として、これ以上相応しいものはありません。

モトグッツィ（Moto Guzzi）はイタリア最古のオートバイメーカーで、本社はロンバルディア州レッコ県のマンデッロ・デル・ラーリオにあります。ミラノはロンバルディア州の州都ですので、ここにも地域色が出ていて面白いです。

金髪のお兄さんがイケメンです。

バローロのあるピエモンテ州の州都はトリノです。トリノにはイタリアを代表する自動車メーカーである、フィアット（Fiat）の本社があります。バローロの警察車両として、フィアットは自然な選択ではないでしょうか。

シュコダ・オクタヴィア（Škoda Octavia）の2代目です。

なぜイタリアの地方警察がチェコの車を採用しているのかは不明ですが、純粋にコストパフォーマンスが優れていたのかもしれません。

ポリツィア・ペニテンツィアリア（Polizia Penitenziaria）は、司法省所属の刑務警察です。受刑者を移送しているところかもしれません。