【姫路城】おすすめの見どころとアクセス

姫路城

姫路城の基本情報

姫路城は、兵庫県姫路市にある日本を代表する名城のひとつです。白鷺城とも呼ばれています。

起源は南北朝時代の14世紀、赤松則村が姫山の地に築いた城「姫山城」といわれています。その後戦国時代を経て、安土桃山時代の1580年、羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が三重の天守を建て、拠点とします。このとき秀吉が、姫路城へと名を改めます。

1600年、関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康は、娘婿の池田輝政に姫路城を与えます。輝政は8年をかけて、現在見ることのできる五重六階の大天守を中心とした城郭を完成させます。

姫路城は、江戸時代以前に建設された天守が残る現存12天守のひとつです。また天守が国宝に指定されている国宝5城のひとつです。

1993年、法隆寺とともに日本初のユネスコ世界文化遺産に登録されました。

姫路城の見どころ

姫路城
大天守と3つの小天守(東小天守、西小天守、乾小天守)が渡櫓で連結されている、連立式天守と呼ばれる構造です。姫路城、松山城、和歌山城の3城は、日本三大連立式天守、あるいは日本三大連立式平山城といわれています。

姫路城
大天守は外から見ると5重、内部は6階+地階1階の、五重六階(地下一階)と呼ばれる構造です。

菱の門

姫路城
姫路城最大の門です。華燈窓など意匠も凝っており、堅固さと優美さを兼ね備えています。

三国堀

姫路城
二の丸にある堀で、名前は輝政の所領、播磨、淡路、備前の三国に由来するといわれています。

姫路城
にの門櫓の西側、唐破風屋根の棟には十字紋の鬼瓦が設置されています。「キリシタン瓦」とも呼ばれ、キリスト教信仰と結び付けて語られることもありますが、史実ははっきりしていません。

油壁

姫路城
版築と呼ばれる工法で築かれた土塀です。姫路城では、ほの門と水ノ一門の間に唯一設置されています。

姫路城
木材の節や傷んだ箇所を削り、別の木材で埋める工法を埋木といいますが、姫路城大天守6階の梁にはお洒落な星形の埋木が施されています。ほかに瓢箪型など、さまざまな形の埋木を見ることができます。

姫路城
狭間から覗く景色は、平和そのものです。

姫路城
姫路城

姫路城のアクセス

Ⓐ姫路駅から大手前通りを北へまっすぐ約15分歩くと、Ⓑ姫路城の桜門橋に着きます。

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