リドー運河の基本情報
リドー運河(Rideau Canal)は、カナダ・オンタリオ州を流れる運河です。オタワからキングストンまで、202キロメートルにわたって延びています。イギリス植民地時代、アメリカ軍による攻撃を想定し、安全な物資の輸送ルートを確保するために建設されました。

リドー運河には、23のロックステーション(Lockstation)、47の閘門(ロック)があります。1つのロックステーションが、1つまたは複数の閘門を管理しています。閘門の管理人は、ロックマスター(Lockmaster)と呼ばれています。
2007年、ユネスコの世界遺産に登録されました。
リドー運河の見どころ

リドー運河に沿って、遊歩道が整備されています。ローリエ・アベニュー橋から、リドー運河の終端を目指し歩きます。約10分の散歩コースです。

ローリエ・アベニュー橋(Laurier Avenue Bridge)です。アーチ型鋼を6本平行に並べた、特徴ある構造です。

1羽のカモが近づいてきました。

メスのマガモかと思いましたが、若いオスのマガモかもしれません。


マッケンジー・キング橋(Mackenzie King Bridge)です。カナダで最も長く首相を務めた、ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング(William Lyon Mackenzie King)にちなんで命名されました。

全面ガラス張りの建物は、ショー・センター(Shaw Centre)と呼ばれるコンベンション・センターです。

これだけガラスが多いと、清掃も一苦労です。

連邦政府庁舎(Senate of Canada Building)です。かつてのオタワにおける鉄道交通の中心、オタワ・ユニオン駅だった建物です。グランド・トランク鉄道によって建設され、1912年に開業しました。

リドー運河に架かる最北の橋、プラザ橋(Plaza Bridge)です。橋の奥に見えるのは、フェアモント・シャトー・ローリエ(Fairmont Château Laurier)です。グランド・トランク鉄道によって建設され、オタワ・ユニオン駅と同じ1912年に開業しました。

カナダの象徴であるカエデの葉を手にした人物が描かれています。なんとなく、階段の真ん中を通ることが憚られます。

プラザ橋は西側で二股に分かれます。股の間をくぐるようにして、橋の下に降りることができます。

リドー運河の北端です。オタワ川に合流します。正面に見えるのは、オタワ川に架かるアレクサンドラ橋(Alexandra Bridge)です。

8つの閘門(ロック)が並んでいます。これらを管理するのが、オタワ・ロックステーション(Ottawa Lockstation)です。

ロックマスター(Lockmaster)がウィンチを操作し、閘門扉を閉じています。

徐々に水位が上がっていきます。

最後まで水位が上がり、次の閘門扉が開くまで、船を係留し待機します。

8つの閘門を抜けるまでに、約1時間半かかります。


リドー運河を見下ろすように建つお城のような建物は、フェアモント・シャトー・ローリエです。

左手に見える建物は、リドー運河の建設中に現場へ食料や物資を供給する役割を担っていた、イギリス軍の組織「委員会(Commissariat)」の事務所兼倉庫です。現在は、オタワの歴史を紹介するバイタウン博物館(Bytown Museum)として使用されています。
リドー運河のアクセス
O-Train(ライトレール)のⒶリドー駅(Rideau Station)から西へ約5分歩くと、リドー運河に架かる最北の橋、Ⓑプラザ橋(Plaza Bridge)に着きます。