モントリオール旧市街:見どころ・料金・所要時間・アクセスを解説

モントリオール旧市街

モントリオール旧市街の見どころ

モントリオールは、フランス人入植者によって開拓された街です。

1642年、フォート・ヴィル・マリー(Fort Ville-Marie)と呼ばれるフランス軍の要塞が築かれ、それを拠点としてモントリオールへの入植が本格化します。モントリオールは、北米におけるカトリック布教活動の中心地として、またビーバー、カワウソ、ミンクなどの毛皮貿易の中心地として発展します。

1760年、七年戦争(フレンチ・インディアン戦争)に勝利したイギリス軍が、フランス軍に代わりモントリオールを支配します。モントリオール旧市街に見られる建物のほとんどは、実際にはイギリス統治時代以降に建てられたものです。

イギリス統治下においても、フランスの文化や伝統、また信仰の自由は尊重されました。モントリオール・ノートルダム大聖堂は、イギリス統治下において、フランスの建築様式で設計された代表的な例です。

モントリオール旧市街には、フランス、イギリス両国から影響を受けた、他に類を見ない歴史的街並みが保存されています。

モントリオール・ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂(モントリオール)ノートルダム大聖堂(モントリオール)
モントリオール・ノートルダム大聖堂は、北米最古級のゴシック・リバイバル建築です。夜空を模した青い天井と、光で演出された祭壇が見どころです。

大聖堂の青い天井や祭壇、見学案内については、下の記事をご覧ください。

モントリオール・ノートルダム大聖堂:見どころ・見学時間・チケット・アクセスを解説
モントリオール・ノートルダム大聖堂の青い天井、祭壇、カサヴァン・フレール製パイプオルガンなどの見どころと、営業時間、観光見学・AURA体験のチケット、地下鉄アクセスを、2026年10月時点の公式情報と現地取材をもとに解説します。

モントリオール銀行ビル

アルム広場
モントリオール銀行ビル(Édifice de la Banque de Montréal)は、アルム広場(Place d'Armes)に面し、モントリオール・ノートルダム大聖堂と向かい合うようにして建っています。モントリオール銀行はカナダ最古の銀行です。モントリオール銀行ビルは、モントリオール銀行の2代目本部ビルで、現存するカナダ最古の銀行ビルです。新古典主義様式で設計されています。コリント式の柱が特徴的です。

モントリオール市庁舎

モントリオール市庁舎
モントリオール市庁舎(Hôtel de Ville de Montréal)は、アンリ・モーリス・ペロー(Henri-Maurice Perrault)らによって第二帝政期建築様式で設計されました。第二帝政期建築様式の代表的な建築物として、パリのルーヴル宮殿(ルーヴル美術館)やオペラ座(ガルニエ宮)などがあります。

ルーヴル宮殿やガルニエ宮を含むパリの観光スポットについては、下の記事をご覧ください。

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ルシアン・ソルニエ・ビル

ルシアン・ソルニエ
ルシアン・ソルニエ・ビル(Édifice Lucien-Saulnier)は、モントリオールで2番目の裁判所であり、現存する最古の裁判所ビルです。モントリオール市庁舎を手掛けたアンリ・モーリス・ペローらにより、新古典主義で設計されました。イオニア式の柱が特徴的です。

エルネスト・コーミエ・ビル

エルネスト・コーミエ
エルネスト・コーミエ・ビル(Édifice Ernest-Cormier)は、モントリオールで3番目の裁判所です。新古典主義様式とアールデコ様式を融合させた独特のデザインです。ドーリア式の柱に、幾何学的なパターンが連なるように配置されています。

ノートルダム・ド・ボンスクール教会

ノートルダム・ド・ボンスクール教会
ノートルダム・ド・ボンスクール教会(Chapelle Notre-Dame-de-Bon-Secours)は、モントリオール最古の教会の一つです。フランス統治下の1665年に、最初の礼拝堂が建設されました。現在見られる建物は、1771年に再建されたものです。幼子イエスを抱いた聖母マリア像が設置されています。

ノートルダム・ド・ボンスクール教会
ノートルダム・ド・ボンスクール教会は、表と裏でまったく異なる表情を見せる教会です。セント・ローレンス川に面して、両手を広げた聖母マリア像が、高い屋根の上に設置されています。「海の星(L'Étoile de la mer)」と呼ばれ、航海の安全を見守っています。

ノートルダム・ド・ボンスクール教会

ボンスクール・マーケット

ボンスクール・マーケット
ノートルダム・ド・ボンスクール教会に隣接して建つのが、ボンスクール・マーケット(Marché Bonsecours)です。モントリオールが連合カナダ(Province du Canada)の首都であった、1847年に建設されました。ブティックやレストランなどが入居する、現役のマーケットです。

ボンスクール・マーケット

ボンスクール・マーケット

カルベット・ハウス

カルベット・ハウス
カルベット・ハウス(Maison Du Calvet)は、1770年代に豪商ピエール・カルベ(Pierre Calvet)によって、住居兼商業施設として建設されました。厚い石造りの防火壁、急勾配の屋根など、当時の建築様式を今に伝えています。

モントリオール旧市街

モントリオール旧市街の基本情報

以下は、公式情報を2026年10月11日に確認した内容です。旅行計画の際は、公式サイトの最新案内もあわせて確認してください。

🔗 公式サイト
モントリオール市は、モントリオール旧市街の保存・活用計画を公開しています。

Un plan pour protéger et mettre en valeur le Vieux-Montréal
Le Plan de protection et de mise en valeur du Vieux-Montréal propose des actions pour protéger, développer et mettr...
📍 所在地
Vieux-Montréal, Montréal, Québec
🕒 利用時間
旧市街の道路や広場は終日散策できます。大聖堂、教会、マーケットなど、建物ごとの見学条件や営業時間はそれぞれ異なるため、内部を見学する場合は訪問先の公式案内を確認してください。
💶 料金
旧市街の散策は無料です。大聖堂、博物館、催しなどは施設ごとに入場料金が必要な場合があります。
⏱️ 所要時間
アルム広場、モントリオール市庁舎、ノートルダム・ド・ボンスクール教会、ボンスクール・マーケットを歩いて巡る場合、2〜3時間が目安です。⚠️ 建物の内部も見るか、途中で食事や休憩を取るかによって必要な時間が変わります。

モントリオール旧市街のアクセス

モントリオール旧市街へは、地下鉄オレンジラインのアルム広場駅(Place-d'Armes)またはシャン・ド・マルス駅(Champ-de-Mars)を利用できます。

アルム広場駅(Place-d'Armes Station)からサン・シュルピス通り(Rue Saint-Sulpice)を東へ約5分歩くと、モントリオール・ノートルダム大聖堂に着きます。

https://www.stm.info/fr/infos/reseaux/metro/place-d-armes

地下鉄・バリアフリー

アルム広場駅とシャン・ド・マルス駅には、どちらも地上から利用できるエレベーターがあります。出発前に、経路上のエレベーターの稼働状況とバリアフリー対応の乗換経路を確認しましょう。更新の遅れにより、オンライン表示と現地の稼働状況が異なる場合があります。

https://www.stm.info/fr/infos/accessibilite-universelle/acces-au-metro-par-ascenseur

モントリオールの観光スポット、交通、モデルコースについては、モントリオールの記事をご覧ください。

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モントリオールとはモントリオール(仏Montréal, 英Montreal)は、カナダ・ケベック州最大の都市であり、トロントに次いでカナダで2番目に大きな都市です。モントリオールはフランス語圏ですが、住民の過半数はフランス語と英語...
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