【イタリアの路面電車】ヴェントットからトランスロールまで

ミラノ・スナップ(ミラノの路面電車)

ATM 7000系(ATM serie 7000)

ミラノ・スナップ(ミラノの路面電車)
7000系から、ぐっと現代的な見た目に変わります。ボンバルディア・トランスポーテーション社の製造する、超低床路面電車です。

ミラノ・スナップ(ミラノの路面電車)

ATM 7100系(ATM serie 7100)

ミラノ・スナップ(ミラノの路面電車)
7100系、7500系は、日立レールイタリア(Hitachi Rail Italy)が製造しています。

ATM 7500系(ATM serie 7500)

ミラノ・スナップ(ミラノの路面電車)
日立レールイタリアは、イタリア国鉄ETR500型を製造しているメーカーでもあります。

【イタリアの鉄道】ペンドリーノと三本の矢
イタリアの鉄道について「イタリアの鉄道」といえば、かつては車両も汚く、遅延も当たり前でサービスが悪いという印象でしたが、近年急速に改善されてきています。イタリア国鉄は2001年、上下分離方式により完全民営化され、下部のインフラ管理...

トリノの路面電車

トリノの路面電車と地下鉄は、グルッポ・トリネーゼ・トラスポルティ(Gruppo Torinese Trasporti, GTT)社が運営しています。

GTT 5000系(GTT serie 5000)

トリノ・スナップ(トリノの路面電車)
世界的に見ても初期型の超低床電車です。フィアットの鉄道部門(Fiat Ferroviaria)が製造しました。同社はイタリア国鉄のペンドリーノを開発した企業としても有名ですが、フランスのアルストムに買収されています。

他に、レトロな2800型もまだ現役で走っています。

パドヴァの路面電車

パドヴァの路面電車
トラム(路面電車)が街並みによく合っています。いかにもヨーロッパという風景です。

パドヴァの路面電車
パドヴァの路面電車は、1954年に一度廃業しています。半世紀もの長い眠りから目覚め、2007年に再開業を果たしました。

フランスのロール・インダストリー(Lohr Industrie)社によって開発された、「トランスロール(Translohr)」を採用しています。写真をよく見るとわかりますが、通常の路面電車のようにレールが2ありません。中央に1本あるのみです。これは「案内軌条」と呼ばれるもので、路面電車を誘導する働きを持ちますが、それに走行するための推進力を与えているのは、自動車と同じようにゴムタイヤです。

イタリアでは他に、ヴェネツィア(メストレ地区)でも採用されています。

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