チケットに記載の入場時間になりましたので、いよいよ待ちに待った塔に上ります!
一度、袖廊の南端から屋根の高さまで上り、屋根伝いに中央にある塔へと渡ります。このとき、ゴシック建築の特徴である飛梁(flying buttress)を間近に見ることができます。
塔の中にエレベーターはありません。ひたすら螺旋階段を上ります。もし足腰に不安があるなら、パスした方が賢明かもしれません。
ようやく塔の上まできました。駅から大聖堂までまっすぐ歩いてきたなら、この道を通ったはずです。聖ウィルフリッド教会(St Wilfrid's Catholic Church)の塔がよく見えます。
大聖堂の北に広がるディーンズ・パーク(Dean's Park)です。中央の建物がディーンの邸宅(Deanery)で、公園の名はこれに由来します。
ディーン(Dean)は主席司祭を意味し、ヨーク大聖堂を運営する責任者です。
ディーン・フジオカ(Dean Fujioka)は、ここではフジオカ主席司祭という意味になります。
写真左手奥に、ヨークのもうひとつのランドマークである、クリフォーズ・タワー見えます。オールセインツ教会(All Saints' Church)や、聖マリー教会(St Mary's Church)の塔と重なっているのが残念です。
ピーターゲート通り(Petergate)です。1階より2階が、2階より3階が道路側にせり出した、ヨーク特有の建物様式がこのアングルからもよくわかります。
聖ヘレン広場(St Helen's Square)と、ヨーク市長の公邸であるマンション・ハウス(Mansion House)です。
ヨーク・ミンスターのアクセス
ヨーク・ミンスターは、名前の通りイギリスのヨークという街にあります。
ヨークへは、ロンドンのキングス・クロス駅からLNER(またはGrandCentral)で1時間45分~2時間です。
ヨーク駅からは簡単です。Ⓐヨーク駅の東口を出て、途中ウーズ川に架かる橋も越えながら、北東方向に約12分歩を進めれば、目的のⒷヨーク・ミンスターに到着です。ほぼ一直線なので、まず迷うことはないでしょう。