【マントンのレモン祭】おすすめの見どころとアクセス

マントンのレモン祭

マントンのレモン祭の基本情報

ニースのカーニバル、F1モナコグランプリと並び、コート・ダジュールの3大イベントの1つとされています。

フランス語では、"Fête du Citron"、英語では"Lemon Festival"です。レモンをフランス語で"Citron"といいます。

マントンは古くからレモンの産地として知られており、地元のホテル経営者からの提案で、1896年に第1回のレモン祭が開催されました。ニースのカーニバルが組織化された形で最初に開催されたのが1873年ですので、それに遅れること23年ということになります。

マントンのレモン祭

昼と夜に分けてフロート(山車)を行進させるという祭の型式については、ニースのカーニバルに強く影響を受けているといえます。しかしそのフロート全体が本物の果実で飾られているという点については、世界でも他に例がなく独自性があります。

「レモン祭」なのでレモンだけかと思いがちですが、実際には半分近くオレンジが使われており、レモン色とオレンジ色のツートンカラーですべてのものを表現しています。「マントンのレモン&オレンジ祭」といったほうが、より実態には近いかもしれません。

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昼と夜のパレード

マントンのレモン祭には、昼に始まる黄金の果実パレード(Golden Fruit Parades)と夜に始まるナイトタイムパレード(Night-Time Parades)があります。

ニースのカーニバルと似た構成ですが、違うのはパレードのように動くものだけでなく、動かない作品を展示した会場も大きな規模で存在するという点です。これにも昼と夜の部が存在します。

昼の部はシトラスパターンの展覧会(Exhibition of Citrus Patterns)、夜の部は光の庭園(Gardens of Lights)です。

マントンのレモン祭の見どころは何といっても、世界に類を見ないレモンとオレンジで構成された巨大なフロート、そして立体作品です。

毎年テーマが決まっています。それぞれの作品が何をモチーフにしているのか、推理しながら鑑賞するのも楽しみ方のひとつです。

マントンのレモン祭の見どころ

黄金の果実パレード

マントンのレモン祭

テーマは、ブロードウェイ(Broadway)です。おそらくライオンキングのシンバではないでしょうか。

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