佐渡島の海路
両津港
「おおさど丸」は新しく就航した「ときわ丸」に替わる形で、2014年に退役しました。
さらば佐渡島。
佐渡島の道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。
クサギの実。
佐渡島のモデルコース
1日目は島の北半分を、2日目は南半分を旅するコースです。佐渡島は大きな島で、観光スポットも多数あります。できれば2日間で回り切れなかったところを、3日目で回るくらいの余裕も欲しいところです。
公共交通機関が発達しているわけではないため、自家用車をフェリーに載せるか、現地でレンタカーを借りることを前提としています。
佐渡島 1日目
Ⓐ両津港から旅をスタートします。
Ⓑ大佐渡スカイラインを経由し約56分車を走らせると、Ⓒ大立竪坑に着きます。内部を見学できるわけではないので、すこし車を停めて眺めるだけで十分かと思います。
さらに車で約1分進むと、Ⓓ佐渡金山跡に着きます。コースがいくつかありますが、道遊の割戸はぜひ見学してください。
佐渡金山跡から西に車を約6分走らせると、相川地区の中心部に入ります。Ⓔ北沢浮遊選鉱場跡はSNS映えすると人気の観光スポットです。近くには、佐渡奉行所跡やきらりうむ佐渡といった観光スポットもあります。
ここから先は時間次第で、引き返すのか北に進むのかの選択を迫られる場面です。
相川地区をあとにし、北に向かって約14分車で走ると、Ⓕ尖閣湾揚島遊園に着きます。小さな水族館や、グラスボートなどの観光施設、アクティビティーがあります。
さらにずっと北へ約58分車を走らせると、Ⓖ大野亀に着きます。Ⓗ二ツ亀も大野亀から車で約6分の距離です。気候条件が良ければ、綺麗な夕日を見ることができるかもしれません。
佐渡島 2日目
2日目もⒶ両津港から旅をスタートします。
加茂湖を右手に見ながら南に車を走らせると、約14分でⒷトキの森公園に着きます。中間地点には、本間家能舞台という観光スポットもあります。
ここから先しばらくはお寺巡りになるため、人によって好みの分かれる部分かもしれません。
トキの森公園から南に向かって車で約12分走ると、Ⓒ清水寺に着きます。「きよみずでら」ではなく「せいすいじ」と読みますが、京都は清水寺の舞台、いわゆる「清水の舞台」を模した救世殿という舞台があります。
清水寺から約9分車を走らせると、Ⓓ長谷寺に着きます。「はせでら」ではなく「ちょうこくじ」と読みますが、やはり名前は奈良の長谷寺に由来しています。
長谷寺から車で約11分の距離に、Ⓔ妙宣寺があります。さらにすぐ近くには、佐渡国分寺もあり、歴史を感じることのできるエリアです。
妙宣寺から西に向かって車で約10分走ると、Ⓕ佐渡歴史伝説館に着きます。途中に尾畑酒造があり、佐渡歴史伝説館よりさらに南下したところに真野御陵があります。
佐渡歴史伝説館から南に向かって車を約35分走らせると、Ⓖ矢島経島のたらい舟乗り場に着きます。中間地点には、佐渡西三川ゴールドパークという観光スポットもあります。
矢島経島のたらい舟乗り場から約5分の距離に、Ⓗ宿根木集落があります。佐渡島の最南端です。千石船「白山丸」を復元展示している佐渡国小木民俗博物館も、宿根木地区にあります。