キングス・クロス駅の基本情報

キングス・クロス駅(King's Cross Station)は、ロンドンとスコットランドの首都エディンバラを結ぶイースト・コースト本線(East Coast Main Line)のターミナル駅です。
イースト・コースト本線(東海岸本線)は、ウェスト・コースト本線(西海岸本線)と並び、イギリスを南北に縦断する大動脈のひとつです。イースト・コースト本線で列車運行している代表的な会社が、ロンドン・ノース・イースタン鉄道(London North Eastern Railway, LNER)です。
キングス・クロス駅は、小説『ハリー・ポッター』シリーズでホグワーツ特急の発着駅として描かれています。
キングス・クロス駅の見どころ
9と3/4番線ホーム

小説『ハリー・ポッター』シリーズで、主人公のハリー・ポッターが9番線と10番線の間にある壁に吸い込まれます。現実には存在しない「9と3/4番線ホーム」ですが、観光スポットとして再現されています。

写真撮影の列が途切れることはありません。
イギリス鉄道800形「AZUMA」

ロンドン・ノース・イースタン鉄道は、2019年よりイギリス鉄道800形の運行を開始しました。800形は日立製です。本車両には、「AZUMA」という愛称がつけられています。

AZUMAは、イースト・コースト本線(東海岸本線)を走ることから、日本語の「東(あずま)」に由来して命名されました。
イギリス鉄道Mark4 DVT「フライング・スコッツマン」

「いわゆる「プッシュプル列車」の一種で、電気機関車91101の相棒が制御車82205(Mark4 DVT)です。多くの列車は先頭の機関車が客車を牽引する形で運行しますが、プッシュプル列車は制御者を先頭とし、機関車が客車を押す形での運行を可能とします。
この編成は「インターシティー225」と呼ばれており、電化の完了した区間において、ディーゼル特急である「インターシティー125」からの置き換えが進められました。

イースト・コースト本線において、ロンドンとエディンバラの間を結ぶ急行列車には伝統的に「空飛ぶスコットランド人」を意味するフライング・スコッツマン(Flying Scotsman)という愛称がつけられています。

"WORLD FAMOUS SINCE 1924"と書かれています。フライング・スコッツマンの歴史はさらに古く、1862年にまで遡ることができます。鉄道会社が公式にその名を採用したのが、1924年ということのようです。
その他の鉄道車両
イギリス鉄道43形

43形ディーゼル機関車でマーク3客車を挟んだ編成は、「インターシティー125」とも呼ばれています。非電化区間を中心に運行しています。
イギリス鉄道700形

シーメンス社の「デジロシティ(Desiro City)」と呼ばれるシリーズの車両です。ゴヴィア・テムズリンク鉄道(GTR)が「テムズリンク(Thameslink)」ブランドで運行しています。
イギリス鉄道387形

ボンバルディア社の「エレクトロスター(Electrostar)」と呼ばれるシリーズの車両です。「テムズリンク」ブランドで運行されています。
キングス・クロス駅のアクセス
ロンドンのターミナル駅は、メリルボーン・ロード沿いとテムズ川沿いに集中しています。キングス・クロス駅はメリルボーン・ロードの東端に、セント・パンクラス駅と隣接するようにしてあります。地下鉄の最寄駅は、キングス・クロス・セント・パンクラス駅(King's Cross St. Pancras Station)です。
ちなみに映画『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、より見栄えのするセント・パンクラス駅の駅舎が、「キングス・クロス駅」として撮影されました。