【京都】おすすめの観光スポットとモデルコース

清水寺

京都のモデルコース

4日間にぎゅっとまとめて、人気、おすすめの観光スポットをまわるコースを考えてみました。

京都 1日目

まずは早起きして伏見稲荷大社へ!

伏見稲荷大社は拝観時間が決まっていないため、早朝に観光してしまうのがおすすめです。観光客も比較的少なく、幻想的な千本鳥居の写真も撮りやすいでしょう。JR稲荷駅や京阪伏見稲荷駅からも近く、その後の計画も立てやすいです。かならずしも1日目でなくても、2日目以降の観光と組み合わせても結構です。
伏見稲荷大社からさらに南に移動し、宇治エリアの観光と組み合わせるのもいいプランだと思います。

伏見稲荷大社を観光したあとは、京阪電車に乗って伏見稲荷駅から七条駅に移動します。これから京都観光の中心である東山区を観光します。

七条駅から5分ほど東に向かって歩くと、Ⓐ三十三間堂があります。ただしお堂内の千手観音像は撮影禁止ですので、写真撮影が目的であればパスした方がいいかもしれません。

三十三間堂から北上してⒷ清水寺へ。五条坂に入るまでの道はやや殺風景なところもありますが、三十三間堂から五条坂の入口までは徒歩10分程度ですので、バスに乗るほどの距離でもありません。

清水寺を観光したあとは八坂の塔に向かいますが、ここは急がずⒸ産寧坂(三年坂)Ⓓ二寧坂(二年坂)やその周辺でランチやカフェタイムを作るなど、ゆっくりと散策したいです。

八坂の塔があるⒺ法観寺から北に向かい、Ⓕ高台寺の前を抜けてⒼ円山公園に至るまでの道も、京都らしい趣きのある景観が広がっています。高台寺の近くにある、石塀小路も見逃さないようにしてください。

Ⓗ八坂神社に着くころには夕方になっているかもしれません。八坂神社は四条通の突き当たりにあり京都の中心部に近いため、ディナーの計画も立てやすいでしょう。

Ⓘ四条大橋を渡るときに鴨川を見ることになります。夏だと床(ゆか)が出ています。鴨川は場所によって趣きが変わりますので、時間があるときにぜひゆっくり散策して頂きたいです。

京都 2日目

まずはⒶ銀閣寺を観光します。銀閣寺へのアクセスはバスを使うのが一般的です。

銀閣寺の参道からⒷ銀閣寺橋を南に下がると、Ⓒ哲学の道に入ります。哲学の道は琵琶湖疎水に沿っているためすこし高台にあり、それが気持ちよさを演出しています。桜の季節がベストですが、そうでなくても雰囲気を楽しめると思います。

もし季節が秋なら、ぜひ紅葉のⒹ永観堂を観光したいです。永観堂の南にはⒺ南禅寺が隣接してあります。南禅寺は歴史ある建築物や龍の天井図、庭園などが見どころです。お寺は少々食傷ぎみだという方も、水路閣だけはぜひご覧になってください。写真映えもしますし、拝観料も不要です。
ちなみに哲学の道沿いにずっと見ていた琵琶湖疎水は、この水路閣に繋がっています。

南禅寺から西、Ⓕ平安神宮へ。岡崎エリアに入ります。岡崎は広々とした土地に大きな美術館や博物館が整然と建ち並び、京都の中では異質の雰囲気がする地域です。動物園もあるので、動物の鳴き声が聞こえることもあるかもしれません。

京都 3日目

3日目はずっと西に移動して、嵐山、嵯峨野エリアの観光です。

まずはⒶ法輪寺から。珍しい電気・通信の神様を祀っています。法輪寺からⒷ渡月橋を渡って北に向かうわけですが、カップルの方はここで振り返らないように注意してください。

続いてⒸ天龍寺へ。天龍寺の見どころは歴史ある建築物や龍の天井図(雲龍図)、庭園、だるま図などです。2日目の南禅寺とキャラクターとしては被るところがあるので、お寺にあまり興味がないという方はどちらかだけに絞ってもいいかもしれません。

嵐山は一大観光地ですので、人が多くて賑やかな場所が好きな方には楽しいと思います。逆に苦手な方には、嵯峨野エリアがおすすめです。

Ⓓ野宮神社(ののみやじんじゃ)に向かいます。縁結びで有名な神社です。ここから西に向かって、風情あるⒺ竹林の道が続いています。これも京都を代表する景観のひとつです。

薄毛が気になる方は、日本で唯一の髪の神社である御髪神社があります。リーブ21やアートネイチャーなどが奉納した玉垣を見るのも、ネタとして面白いと思います。

ここから化野念仏寺に向かって北上するわけですが、道中には常寂光寺落柿舎二尊院祇王寺などの見どころがたくさんあります。すべて観光するのは、時間的に難しいかもしれません。どれかひとつを選ぶなら、多宝塔越しに市内を眺望できる常寂光寺がおすすめです。

化野念仏寺までの道は、シーズンによっては本当にひっそりしていますが、化野念仏寺のあるⒻ嵯峨鳥居本までくるとまたすこし開けます。ただ嵐山エリアのような喧騒はなく、落ち着いた佇まいです。もしかするとⒼ化野念仏寺の拝観時間は終わってしまっているかもしれませんが、嵯峨鳥居本の景観を楽しんでください。

賑やかな嵐山エリアはパスして、大覚寺とその周辺と一緒に嵯峨野エリアだけを1日回るプランもおすすめです。

嵐山と嵯峨野の境界は曖昧です。公式には渡月橋より南、西京区に嵐山、北の右京区に嵯峨という地名がついていますが、慣習的には渡月橋より北の地域も嵐山と総称して呼ばれています。竹林の道も、嵯峨野の竹林といったり、嵐山の竹林といったりします。
JR山陰本線のすぐ南に「トロッコ嵐山駅」がありますが、線路を超えて北側ではほとんど嵯峨野という呼び方に統一されているのではないかと思います。

京都 4日目

4日目はがらっと変わって中心部の観光です。街並みの雰囲気を味わうというよりは、有名な観光スポットを点で拾っていく形になります。

まずはⒶ二条城を観光します。二条城へは地下鉄二条城前駅が便利ですが、宿の場所によってはバスが逆転するかもしれません。

二条城からはバスに乗ってⒷ金閣寺に向かいます。二条城前のバス停から、乗り換えなしで金閣寺に向かう101号系統が便利です。

金閣寺からは歩いてⒸ北野天満宮へ。徒歩20分程度の距離ですが、バスに乗るという選択肢もあり得ます。
それだけバスに乗るなら、バス一日乗車券カードを買った方がお得になるかもしれません。600円なので、3回乗れば元が取れる計算です。

4日目のプランニングは自由度が高いので、例えば金閣寺からきぬかけの路をずっと西に向かい、龍安寺仁和寺を観光するのもおすすめです。また金閣寺から東に向かい、大徳寺今宮神社を観光するのもおすすめです。あるいは、京都御所を予定に入れるのもおすすめです。

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