竹富島の基本情報
竹富島(たけとみじま)は、八重山諸島(八重山列島)を構成する沖縄県の離島です。
赤い瓦屋根の家、サンゴ石を積み上げた石垣など、竹富島は八重山の中でも特に伝統的な街並みがよく保存されています。
竹富島出身の偉人、西糖(にしとう)は石工技師から政治家に転身した人物です。那覇首里城公園内にある、園比屋武御嶽(そのひゃんうたき)の石門などを建設しました。園比屋武御嶽は、「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の一部として世界遺産に登録されています。
西糖は琉球王国の国王より官位を授かり、自らの出身地である竹富島に蔵元(現代の役所)を置き、八重山を統治しました。竹富島はかつて、八重山の中心でした。
その歴史が現代にまで引き継がれ、竹富島より人口の多い西表島、小浜島、波照間島を含む八重山の多くの島々は行政上、竹富町に所属しています。但し利便性から、竹富町役場は石垣島に設置されています。竹富町は町内に役場のない、全国的にも珍しい自治体です。
竹富島の観光スポット
道草旅行社おすすめの観光スポットを、1位から順にご紹介します。
水牛車観光
水牛車に乗り、竹富島の伝統的な街並みを観て回ります。
水牛車のサービスを提供しているのは、 新田観光と竹富観光センターの2社です。新田観光は街の西側、竹富観光センターは街の東側を回るルートです。
沖縄民謡の三線弾き語りに耳を傾けながら、水牛車の揺れに身を任せていると、自然と心がほどけていくようです。
赤山公園
なごみの塔
赤山公園内に設置されている展望台です。老朽化により、2016年以降閉鎖されています。
赤山公園に隣接する土産物屋の屋上が、「あかやま展望台」として代わりに利用されています。
コンドイ浜
島の西側に広がるビーチです。コンドイ浜の南に隣接するようにしてあるカイジ浜も、星の砂を見つけることのできるビーチとして人気があります。