二月堂

二月堂は、東大寺の境内東側にあるお堂で、奈良の街を見渡せる舞台造りの建物です。現在の二月堂は江戸時代に再建されたもので、国宝に指定されています。「二月堂」の名は、修二会が旧暦二月に行われていたことに由来します。
修二会(お水取り・お松明)

修二会(しゅにえ)は、国家安泰や五穀豊穣などを祈る法会です。東大寺二月堂では修二会の期間中、若狭井という井戸から「お香水(おこうずい)」と呼ばれる水を汲み、本尊に供えます。この行事はお水取り(おみずとり)と呼ばれています。お水取りに先立ち、福井県小浜市の若狭神宮寺では「お水送り」という行事も行われます。
また東大寺二月堂の修二会では、大きな松明が二月堂の舞台を進み、火の粉が夜空に舞うお松明(おたいまつ)が行われます。もとは、修二会を勤める僧侶の足元を照らすための明かりでした。現在では、奈良に春を告げる行事として広く親しまれています。
東大寺のアクセス
Ⓐ近鉄奈良駅からⒷ東大寺南大門まで、徒歩で約20分の距離です。近鉄奈良駅から大宮通り(おおみやどおり)を東へずっと進み、奈良国立博物館を過ぎた次の交差点を左へ曲がります。奈良公園の外縁に沿って北へ進むと、東大寺南大門に着きます。