途中、金網越しに大聖堂の内部を見下ろすことができるのと、クーポラの内側に施されたモザイク画を間近に見ることができます。
整形されていない不均一なタイルを敷き詰める作業を想うと、気が遠くなりそうです。
クーポラの上から、サン・ピエトロ広場がよく見えます。372本もの石柱によって取り囲まれた楕円形の広場は、ジャン・ロレンツォ・ベルニーニによって設計されました。
ベルニーニは大聖堂の天蓋も制作しています。スペイン広場の「舟の噴水(バルカッチャの噴水)」や、ナヴォーナ広場の「四大河の泉」なども彼の手によるもので、「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」という言葉があるほどです。
ヴァティカン美術館です。ピーニャの中庭(Cortile della Pigna)がよく見えます。
ヴァティカン政庁舎です。ヴァチカン庭園の中にあります。
トレニタリアのローマ近郊鉄道(FL lines)で、ローマ・サンピエトロ(Roma S.Pietro)駅から、FL 3とFL 5に分岐する地点です。
スタツィオーネ・ディ・サンピエトロ通りの伸びる方を向いています。その先に、ローマ・サンピエトロ(Roma S.Pietro)駅があります。スタツィオーネ(Stazione)は単に「駅」という意味なので、スタツィオーネ・ディ・サンピエトロ通りをもうすこし日本語に寄せて訳すなら、「サンピエトロ駅前通り」といったところです。