大聖堂の内部です。
ベルニーニによって制作された天蓋です。「大天蓋」あるいは「ブロンズの天蓋」とも呼ばれます。
聖ペトロの銅像です。足に触れることができ、皆がそうして祈りを捧げるため、指の形がなくなるまでにすり減っています。
ミケランジェロは「ピエタ」(十字架から降ろされたイエス・キリストを抱く聖母マリアの像)を4体残していますが、3体は未完成で、唯一完成したのがこの『サン・ピエトロのピエタ』です。ミケランジェロを代表する作品の一つです。
ローマ教皇の住む「ヴァティカン宮殿」の大部分を美術館として公開しています。「ヴァティカン博物館」とも呼ばれます。
パリのルーヴル美術館、ロンドンの大英博物館、ニューヨークのメトロポリタン美術館に次いで、世界で4番目に入館者の多い美術館(博物館)です。
最大の見どころは、ミケランジェロの大作『最後の審判』を含む「システィーナ礼拝堂」ですが、残念ながら堂内の写真撮影は禁止されています。ちなみに徳島の大塚国際美術館に、礼拝堂内部が陶板で見事に再現されています。
他に『アテナイの学堂』を含む「ラファエロの間」も、大きな見どころの一つです。
口コミサイトで人気の観光スポット
参考に2つの代表的な口コミサイトで、人気の観光スポットを見てみましょう。
フォートラベルは日本のユーザーからの口コミですが、トリップアドバイザーは日本を含む世界のユーザーからの口コミです。
フォートラベル(4travel.jp)
2018年12月30日時点のランキングです。
順位 | 観光スポット |
---|---|
1 | サン ピエトロ大聖堂 |
2 | バチカン美術館 |
3 | サン ピエトロ広場 |
トリップアドバイザー(tripadvisor.jp)
2018年12月30日時点のランキングです。
順位 | 観光スポット |
---|---|
1 | サン・ピエトロ大聖堂 |
2 | システィーナ礼拝堂 |
3 | バチカン美術館 |
4 | ラピエタ |
5 | ラファエロの間 |
ヴァティカンの主要な観光スポットは、大きく分けるとサン・ピエトロ大聖堂とヴァティカン美術館の2点です。サン・ピエトロ広場は、大聖堂の付属物とみなすことができます。
トリップアドバイザーでシスティーナ礼拝、ラファエロの間がランクインしていますが、これらはヴァティカン美術館の一部です。「ラピエタ」はラファエロの『サン・ピエトロのピエタ』を意味し、サン・ピエトロ大聖堂の一部です。