青森の基本情報
青森は、青森県の県庁所在地であり、本州最北の中核市です。
江戸時代、津軽藩の藩都は弘前で、青森はその外港として開発されました。明治時代、北海道開発の玄関口としての期待から、青森に県庁所作在地が置かれます。
港湾エリアには、かつて青函連絡船として運航していた八甲田丸が係留され、当時の船旅や物流の歴史を紹介する博物館として利用されています。
郊外には縄文時代の大規模集落跡である三内丸山遺跡があり、世界遺産に登録されています。広大な敷地内には竪穴建物や掘立柱建物などが復元され、縄文時代の暮らしを知ることができます。
また毎年夏に開催される青森ねぶた祭は全国的に知られており、勇壮な灯籠ねぶたとハネトの踊りが特徴です。通年祭を体験することのできる施設としてねぶたの家 ワラッセがあり、人気の観光スポットになっています。
青森の観光スポット
道草旅行社おすすめの観光スポットを、1位から順にご紹介します。

青森ねぶた祭は、毎年8月2日から7日に開催される日本有数の夏祭りです。
巨大な武者絵や歴史・神話を題材にした山車(ねぶた)が町を練り歩きます。
鐘や太鼓の囃子に合わせ、「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声で跳ね踊る参加者を、ハネトといいます。

一年中ねぶた祭の雰囲気を味わうことのできる施設が、ねぶたの家 ワ・ラッセです。ラッセは掛け声の「ラッセラー」からきており、ワには「輪」「和」「環」「笑い」など複数の意味が込められています。
2017年に最優秀制作者賞を獲得した、北村麻子さんの「紅葉狩」という作品です。紅葉一枚いちまいが丁寧に表現されており、力強さと繊細さが同居しています。現在は展示が終了しています。
ねぶた内部の様子を観察することもできます。

三内丸山遺跡について、詳しくは下の記事をご覧ください。

【三内丸山遺跡】おすすめの見どころとアクセス
三内丸山遺跡の基本情報三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)は、青森県青森市にある縄文時代の大規模集落跡です。約5900年前から4200年前にかけて長期間営まれ、数多くの住居跡や貯蔵穴、墓地、作業場などが発見されています。特に、6...