【フィレンツェ】おすすめの観光スポットとモデルコース

サン・マルコ聖堂

ヴェッキオ宮殿

五百人広間(Salone dei Cinquecento)です。フィレンツェ共和国の会議場として使われていました。
壁面を描いたのはジョルジョ・ヴァザーリですが、その塗料の裏には、どちらも幻の作品といわれるミケランジェロの『カッシナの戦い』、そしてレオナルド・ダ・ヴィンチの『アンギアーリの戦い』が隠されているといわれています。

ヴェッキオ宮殿

ヴァザーリの壁画の下には、ギリシャ神話「ヘラクレスの十二の功業(難行、試練)」をモチーフにした彫像が飾られています。
これは「人喰い馬」を飼っていたディオメデスを、ヘラクレスが罰している場面です。ディオメデスもヘラクレスの急所をつかんで応戦しています。

ヴェッキオ宮殿

大きな地球儀が印象的な、地図の間です。

ヴェッキオ宮殿

ヨーロッパは比較的正確に描かれているのですが、日本(GIAPAN)に至ってははひどいものです。きっと想像だけで描いたのでしょう。

ヴェッキオ宮殿

メディチ家の紋章です。6つの球が何を意味しているのかは諸説ありはっきりわかっていませんが、青い球に描かれた百合の紋章だけは由来が明らかになっています。コジモ・デ・メディチの子、ピエロ(通称、痛風持ちのピエロ)が、フランス国王ルイ11世からフランス王家の紋章である「フルール・ド・リス」の使用を許されたといわれています。メディチ家は商家から成りあがっていますので、権威づけのために必要だったのでしょう。

ヴェッキオ宮殿

壁紙のように、壁面にびっしり「フルール・ド・リス」が描かれています。よほどうれしかったのでしょうか。

ヴェッキオ宮殿(ダヴィデ像)

ミケランジェロの有名な『ダヴィデ像』です。本物はアカデミア美術館に移設、収蔵されており、こちらは精巧なレプリカです。

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