【イギリスの鉄道】鉄道発祥の地で紡がれる新たな歴史

キングス・クロス駅

イギリス鉄道395形「ジャベリン」

セント・パンクラス駅
日立製の車両です。ロンドンからドーバー海峡に面した港湾都市フォークストーンまでの区間を、ユーロスターと同じHigh Speed 1(HS1)を利用して走ります。

セント・パンクラス駅
中世の「投げ槍」を意味する、「ジャベリン(Javelin)」という愛称がつけられています。

セント・パンクラス駅
セント・パンクラス駅
ジャベリンは、サウスイースタン(Southeastern)という鉄道会社が運行しています。

イギリス鉄道374形「ユーロスター」

セント・パンクラス駅
シーメンス社の「ヴェラロ(Velaro)」と呼ばれるシリーズの車両です。ドイツ鉄道のICE 3をベースにしています。

イギリス鉄道390形「ペンドリーノ」

ユーストン駅
アルストム社製の車体傾斜式電車です。ハムスターのような見た目が可愛らしいです。
「車体傾斜式」はイタリアの高速列車で多く採用されている方式です。イタリアの本家「ペンドリーノ」と区別するため、イタリアでは「ペンドリーノ・ブリタニコ(イギリスのペンドリーノ)」と呼ばれる場合があります。

【イタリアの鉄道】ペンドリーノと三本の矢
イタリアの鉄道について「イタリアの鉄道」といえば、かつては車両も汚く、遅延も当たり前でサービスが悪いという印象でしたが、近年急速に改善されてきています。イタリア国鉄は2001年、上下分離方式により完全民営化され、下部のインフラ管理...

イギリスの一般鉄道車両

イギリス鉄道Mark4 DVT「フライング・スコッツマン」

キングス・クロス駅
「いわゆる「プッシュプル列車」の一種で、電気機関車91101の相棒が制御車82205(Mark4 DVT)です。多くの列車は先頭の機関車が客車を牽引する形で運行しますが、プッシュプル列車は制御者を先頭とし、機関車が客車を押す形での運行を可能とします。
この編成は「インターシティー225」と呼ばれており、電化の完了した区間において、ディーゼル特急である「インターシティー125」からの置き換えが進められました。

キングス・クロス駅
イースト・コースト本線において、ロンドンとエディンバラの間を結ぶ急行列車には伝統的に「空飛ぶスコットランド人」を意味するフライング・スコッツマン(Flying Scotsman)という愛称がつけられています。

キングス・クロス駅
"WORLD FAMOUS SINCE 1924"と書かれています。フライング・スコッツマンの歴史はさらに古く、1862年にまで遡ることができます。鉄道会社が公式にその名を採用したのが、1924年ということのようです。

イギリス鉄道43形

キングス・クロス駅
43形ディーゼル機関車でマーク3客車を挟んだ編成は、「インターシティー125」とも呼ばれています。非電化区間を中心に運行しています。

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