新幹線700系電車

新幹線700系電車は、300系や500系に続く新たな標準型車両として、1999年に営業運転を開始した新幹線電車です。高速性能に加えて、乗り心地、静粛性、省エネルギー性などを総合的に高めることを目指して開発されました。カモノハシのような特徴的な先頭形状により、トンネル通過時の騒音を低減しています。最高運転速度は、東海道新幹線で時速270キロメートル、山陽新幹線で時速285キロメートルです。
新幹線800系電車

新幹線800系電車は、2004年の九州新幹線部分開業にあわせて登場した、JR九州初の新幹線車両です。JR東海とJR西日本の技術支援を受け、JR西日本の700系7000番台(ひかりレールスター)をベースに開発されました。
新幹線N700系電車

新幹線N700系電車は、700系の後継として2007年に営業運転を開始した新幹線電車です。高速性と快適性、環境性能をさらに高めた車両で、東海道新幹線で時速285キロメートル、山陽新幹線で時速300キロメートルの営業運転を実現しました。

また日本の新幹線電車として、初めて車体傾斜システムを採用したことも大きな特徴です。これにより、カーブの多い東海道新幹線でも速度を落としにくくなり、所要時間の短縮と乗り心地の向上が図られました。車体傾斜式電車として、イタリアのペンドリーノがよく知られています。

新幹線923形電車0番台(T4編成)

新幹線923形電車0番台(T4編成)は、東海道・山陽新幹線の電気設備、軌道設備、信号設備などの状態を、営業路線を走行しながら測定するための新幹線電気軌道総合試験車です。700系をベースに開発された事業用車両で、車体の色からドクターイエローと呼ばれています。
北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の車両
北海道・東北・秋田・山形・上越・北陸新幹線の車両は、JR東日本が中心となって開発してきました。北海道新幹線のH5系も、JR東日本のE5系をベースとしています。
一方、北陸新幹線のE7系・W7系は、JR東日本・JR西日本の共同開発によるものです。東海道・山陽新幹線の車両開発に深く関わってきたJR西日本が、北陸新幹線ではJR東日本と手を組んでおり、同社が新幹線車両の系譜の中で橋渡し的な役割を担っているといえるかもしれません。
E1系は当初600系として計画されていましたが、JR東日本が新たにE系の形式称号を採用したため、600系は欠番となっています。
| 車両 | 運用開始 | 投入先 | 開発 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 200系 | 1982年 | 東北・上越・長野 | 国鉄 | |
| 400系 | 1992年 | 東北・山形 | JR東 | ミニ新幹線 |
| E1系 | 1994年 | 東北・上越 | JR東 | 2階建 |
| E2系 | 1997年 | 東北・上越・北陸 | JR東 | |
| E3系 | 1997年 | 東北・秋田・山形 | JR東 | ミニ新幹線 |
| E4系 | 1997年 | 東北・上越 | JR東 | 2階建 |
| H5系・E5系 | 2011年 | 東北・北海道 | JR東 | |
| E6系 | 2013年 | 東北・秋田 | JR東 | ミニ新幹線 |
| E7系・W7系 | 2014年 | 上越・北陸 | JR東・JR西 | |
| E8系 | 2024年 | 東北・山形 | JR東 | ミニ新幹線 |
新幹線200系電車

新幹線200系電車は、1982年の東北・上越新幹線開業にあわせて登場した新幹線車両です。外観は0系とよく似ていますが、寒冷・降雪地帯を走るため、耐寒・耐雪性能を備えていることが大きな特徴です。
白(アイボリー)地に緑のラインという配色は、200系の外観的な特徴です。
新幹線400系電車

新幹線400系電車は、1992年の山形新幹線開業にあわせて登場した、初のミニ新幹線車両です。ミニ新幹線は、既存の在来線を標準軌化するなどして新幹線と直通運転できるようにした方式で、在来線区間も走れるよう車体は一般の新幹線より小さめに造られています。1997年に開業した秋田新幹線も、本方式を採用しています。
新幹線E1系電車

新幹線E1系電車は、1994年に登場した初のオール2階建て新幹線車両です。主に東北・上越新幹線で活躍しました。

「Max」は「Multi Amenity Express」の略です。また「とき」は、上越新幹線の列車名です。さいたまの鉄道博物館で展示されています。

新幹線E2系電車

新幹線E2系電車は、1997年に登場した新幹線車両です。秋田新幹線「こまち」と併結して走る「やまびこ」用として、また北陸新幹線「あさま」用として開発されました。