【ヴェローナ】おすすめの観光スポットとモデルコース

ヴェローナのエルベ広場
4位カステルヴェッキオ橋

カステルヴェッキオ橋

アディジェ川に架かる、歴史的な橋のひとつです。

ヴェッキオ城(カステルヴェッキオ)

ヴェッキオ城

カステルヴェッキオのカステル(Castel)は、英語でキャッスル(Castle)つまり城です。なのでカステルヴェッキオ橋は、「ヴェッキオ城の橋」ということになります。ヴェッキオ城は、13世紀後半から14世紀後半にかけてヴェローナを支配した名家スカラ家の居城でした。『ロミオとジュリエット』はこの時代の物語です。

ちなみにミラノの「スカラ座」は、サンタ・マリア・アラ・スカラ教会の跡地にできたことに由来しますが、その教会はスカラ家の娘がミラノ僭主ベルナボ・ヴィスコンティに嫁いだことを記念して建てられていますので、直接の語源ではありませんが、スカラ家の力が後世にも影響しているといえます。ついでいえば、日本にもミラノのスカラ座から名前をとった劇場や映画館がたくさんありますので、スカラ家の影響力は極東の地にまで及んでいます。

5位サン・ピエトロ城

サン・ピエトロ城

サン・ピエトロ城の手前、坂を上がったところに眺めのいい広場があります。「サン・ピエトロの丘」という名前で紹介されている場合もあります。

ピエトラ橋

ピエトラ橋

カステルヴェッキオ橋と同じように、アディジェ川に架かる歴史的な橋のひとつです。サン・ピエトロ城へと続きます。

以下、順不同です。

ジュリエットの家

ジュリエットの家

『ロミオとジュリエット』の有名なシーンで、「ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの?」とジュリエットが叫んだバルコニーが残されています。というと『ロミオとジュリエット』がまるですべて実話のようですが、実話をもとにしたシェイクスピアの戯曲です。どこまでが実話であるのか、はっきりしたことはわかっていません。ほんとうにこれがジュリエットの家なのかすら、疑うことは可能ですが、シャーロックホームズのように「実在したかもしれない」という心もちでいたほうが、ロマンが感じられていいかもしれません。

ちなみにロミオの家もヴェローナ市内にあるのですが、こちらは内部が非公開であるのと、外見も地味で写真映えしないため、観光名所としてはジュリエットの家ほど人気がありません。

ポルタ・ヌォーヴァ

ポルタ・ヌォーヴァ

ヴェローナを代表する駅は「ヴェローナ・ポルタ・ヌォーヴァ駅」です。駅名はこの門に由来します。ポルタ・ヌォーヴァは直訳すると「新しい門」ですが、いまとなってはむしろ古い門なので、先を見ない近視眼的な命名法の典型といえます。日本だと「国立新美術館」とかが同じ類です。

ガヴィ門

ガヴィ門

古代ローマ時代の門です。ローマ街道のひとつである、ポストゥミア街道の途中に建っていました。ちなみにガヴィ門からコルソ・カヴール(カヴール通り)を5分ほど北に歩いたところに、ボルサーリ門があります。ボルサーリ門がヴェローナの玄関口とされていました。

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