【ニースのカーニバル】おすすめの見どころとアクセス

ニースのカーニバル

ニースのカーニバルの基本情報

ヴェネチアのカーニバル、ヴェアレッジョのカーニバルと並んで、ヨーロッパ三大カーニバルの一つです。

そもそもカーニバル(謝肉祭)とは、キリスト・カトリック教会において断食の期間である「四旬節」に入る前の数日または数週間を、できるだけ盛大に、お祭り騒ぎをして過ごそうということです。
カーニバルの歴史についてより詳しくは、ヴェネツィアのカーニバルをご覧ください。

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ニースのカーニバルについて文献に残るもっとも古い記録として、1294年にナポリ王カルロ2世(シャルル・ダンジュー2世)が鑑賞したとされています。ちなみにカルロ2世は、フランスの名門「カペー家」の支流である「アンジュー・シチリア家」の家系で、その子カルロ・マルテッロとさらにその子カーロイ1世は、ハンガリーで「ハンガリー・アンジュー朝」を開きました。

1873年に祭の実行委員会が組織され、この年に開催されたカーニバルを公式には第1回として、途中二度の大戦による休止期間がありながらも、現在まで続いています。

パレードの種類

ニースのカーニバルには、大きく分けて「昼のパレード」と「夜のパレード」があります。

「昼のパレード」の中にはさらに、「フラワーパレード(Flower Parade)」と、「カーニバルパレード(Carnival Parade)」の2種類があります。「夜のパレード」はすべて、「カーニバルパレード」です。

ニースのカーニバル

「フラワーパレード」は、「花のパレード」と訳されたり、フランス語の"Bataille de Fleurs"から、「花合戦」「花合戦パレード」と訳される場合もあります。

昼と夜の「カーニバルパレード」の大きな違いは、ライトアップがあるかどうかです。(パレードの構成も、まったく同じというわけではないかもしれません)
英語では、夜の「カーニバルパレード」を、"Carnival Parade of Lights"として区別しています。「光のパレード」や「イルミネーションパレード」と訳される場合もあります。

「フラワーパレード」が単純にハッピーでピースフルな、ユートピア的世界観なのに対し、「カーニバルパレード」には現代の世相を反映した、批判的なメッセージや政治的なジェスチャーも含まれています。「カーニバルパレード」は、いわば立体風刺画です。

ニースのカーニバルの見どころ

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パレードが始まる前の準備作業です。文字通り、こんな裏側を見せてしまって良いのでしょうか?

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大蛇がリンゴを狙っています。あるいは女王様を。

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いかにも雑魚キャラといったフォルムです。

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あんたたち、しっかりやるのよ!

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さぁ、3つ数えたらパレードが始まるぜ!

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カーニバル女王を乗せたフロート(山車)が入場してきました。カーニバル女王は、毎年インターネット投票で選ばれます。

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フロートによって、花の種類、飾りつけもさまざまです。

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カーニバル女王たちが共通して手に持っているのは、この季節の南フランスを代表する花、ミモザです。

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