パドヴァの鉄道
パドヴァ駅
パドヴァの玄関口です。ツアーの場合は観光バスでスクロヴェーニ礼拝堂に直行してしまいますが、個人の場合はほとんどがこの駅を利用することになるでしょう。
私が使っているカメラはニコンではありませんが、日本企業の広告を見ると、つい嬉しくなって写真を撮ってしまいます。
パドヴァの路面電車
トラム(路面電車)が街並みによく合っています。いかにもヨーロッパという風景です。
パドヴァの路面電車は、1954年に一度廃業しています。半世紀もの長い眠りから目覚め、2007年に再開業を果たしました。
フランスのロール・インダストリー(Lohr Industrie)社によって開発された、「トランスロール(Translohr)」を採用しています。写真をよく見るとわかりますが、通常の路面電車のようにレールが2ありません。中央に1本あるのみです。これは「案内軌条」と呼ばれるもので、路面電車を誘導する働きを持ちますが、それに走行するための推進力を与えているのは、自動車と同じようにゴムタイヤです。
イタリアでは他にヴェネツィア(メストレ地区)でも採用されており、中国でも上海や天津で採用されています。
パドヴァの緊急車両
Polizia Alfa Romeo 159
イタリアの警察事情はすこしややこしく、国防省所属の軍警察「カラビニエリ(Carabinieri)」と、内務省所属の国家警察「ポリツィア(Polizia)」に分かれています。じっさいには他にも、地方警察など様々な種類があります。
こちらはポリツィアの方です。アルファロメオのパトカーなんて、日本では絶対にお目にかかれません。
黒豹は交通機動隊のシンボルです。
Carabinieri Fiat Ducato II
こちらはカラビニエリで、フィアット・デュカート(Fiat Ducato)の2代目です。
パドヴァの道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。
何気ない風景ですが、絵になります。