パドヴァの道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。
何気ない風景ですが、絵になります。
スクロヴェーニ礼拝堂の北側に架かる橋です。
ヨーロッパでもついこういうことをしちゃうんですね。
パドヴァで見つけた「日本の味」。
ウンベルト1世通りです。ウロコ張りされた石畳が美しいです。石材の粒が揃っていないところに、また味があります。
石畳の通りに沿ってアーケードの続く風景も、パドヴァ観光における魅力のひとつです。ちなみに日産マーチは、ヨーロッパでMicra(マイクラ)という名前で売られています。
橋の上でアコーディオンを奏でる、初老の男性がいました。
パドヴァのモデルコース
パドヴァの観光スポットは比較的小さな範囲にまとまっているため、1日あれば十分満足な観光ができるのではないでしょうか。
ほとんどの方にとって観光の起点になると思われるⒶパドヴァ駅からスタートします。駅から徒歩約10分でⒷスクロヴェーニ礼拝堂に着きます。これだけが目的という方にとってはここで折り返してパドヴァ観光は終了してしまいますが、パドヴァも歴史的な魅力ある街ですので、当社としてはさらに南下することをおすすめしたいです。
スクロヴェーニ礼拝堂から南下して徒歩約18分でⒸバジリカ・デル・サントニオに着きます。カトリックにとっては重要な教会で、西洋人にはスクロヴェーニ礼拝堂と並んで人気のある観光スポットです。さらに約3分南に歩けば、世界遺産に登録された植物園Ⓓオルト・ボタニコがあります。季節ごとの植物を楽しんでください。
オルト・ボタニコからⒺサンタ・ジュスティーナ修道院までは徒歩約6分です。このときⒻプラート・デッラ・バッレが既に視界に入っているでしょう。様々なポーズをした像がありますので、お気に入りを見つけてください。
プラート・デッラ・バッレの中心からずっと北上して、Ⓖエルベ広場までは徒歩約14分です。市場の雰囲気を味わってください。近くにはⒽパドヴァのドゥオーモやⒾシニョーリ広場といった観光スポットもあります。シニョーリ広場から最後パドヴァ駅までは徒歩約16分です。
街の南北を繋ぐようにトラムが通っていますので、徒歩10分以上かかるような工程については、時間や足の疲労に応じてこちらを利用するのも手です。
スクロヴェーニ礼拝堂の予約について
よほどの繁忙期でなければ飛び込みでも見学は可能ですが、無駄な待ち時間を作らないためにはスクロヴェーニ礼拝堂の予約をしておいた方が無難です。下記のHPから予約が可能です。英語、イタリア語のみで、日本語対応はされていません。
ミラノの『最後の晩餐』のように、何週間も前に予約をしないとチケットが取れないというわけではありません。たとえば旅の途中に予定が変わって、パドヴァに行くことになったなら、そのとき宿や観光案内所などから予約を入れておけばいいでしょう。