
質、量ともにイタリア最高の美術館といわれます。ルネサンス芸術に限定すると、世界最高の美術館でしょう。
ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』やレオナルド・ダ・ヴィンチの『受胎告知』など、美術の教科書に載るような作品が収蔵、展示されています。
ウフィツィ美術館から見たヴェッキオ橋です。ちなみにウフィツィ美術館の3階には、秘密の回廊への入口があります。これを「ヴァザーリの回廊」といい、ヴェッキオ橋の2階を通り、川向うのピッティ宮殿まで続いています。期間限定で公開されています。
ジェネラーレ・ディアズ通りに抜けるところに展示されていた印象的な作品でしたが、現在は展示が終了しているようです。

シニョリーア広場には無数の彫像が屋外展示されており、もちろん入場料もありませんが、並みの美術館よりはよほど見ごたえがあります。中でも雨をしのぐことのできるランツィの回廊(Loggia dei Lanzi)には、10体を超える作品が纏めて展示されており圧巻です。
こちらは、ベンヴェヌート・チェッリーニの『メデューサの首を掲げるペルセウス像』という作品です。
ネプチューン(ネットゥーノ)の噴水です。
コジモ1世の騎馬像です。コジモ1世のは初代トスカーナ大公で、「コジモ・デ・メディチ」とは別人です。