フォース川に架かる橋で、「スターリング橋の戦い」の舞台となった場所です。
この戦いで勝利したウォレスは勢いづき、一時はイングランド北部にまで軍を進めます。映画『ブレイブハート』ではヨークを落としたように描かれていますが、史実とは異なる部分もあるようです。
現在の橋は15世紀に架け直されたもので、戦いのあった1297年当時には、約180ヤード(約165メートル)上流側にあったと考えられています。
英語では"Old Stirling Bridge"と書きますが、"Stirling Bridge"や"New Stirling Bridge"がべつに存在するわけではありません。前述の意味からすると、むしろこの橋を"New Stirling Bridge"と呼びたいところです。
スターリングで、スターリング城に次いで2番目に古い建物です。教会自体の歴史は1129年に遡りますが、オリジナルの建物は火災によって消失し、現在見ることができる建物は15世紀以降に建て直されたものです。
1940年の修復によって、オーク材の梁と屋根が露わになりました。
スターリング・ハイランド・ホテル(Stirling Highland Hotel)です。かつて高校だった校舎をリノベーションしました。ハイスクール(High School)とハイランドが掛かっているような気がしますが、偶然でしょう。
ハイランド(Highlands)とは、スコットランド北部を指す名称です。対して、南部はローランド(Lowlands)といいます。スターリングはローランドの北の端に位置し、「ハイランドへの出入り口(Gateway to the Highlands)」と呼ばれています。
アテナイオン(Athenaeum)と呼ばれる建物です。商人のためのサロンや図書館として使われていました。
ウィリアム・ウォレスの像です。
トールブース(Tolbooth)と呼ばれるスコットランド特有の施設で、議事堂、裁判所、刑務所を兼ねていました。現在はライブハウスやイベント会場として使われています。