ボローニャのグルメ
「ボローニャの」を意味するイタリア語は「ボロネーゼ」です。ボローニャは、ボロネーゼ・ソースを生んだ美食の街です。
タリアテッレ・ボロネーゼ(アル・ラグー)です。日本ではスパゲッティ・ボロネーゼが有名ですが、ボローニャではきしめんのようなパスタ「タリアテッレ」が一般的です。またボローニャではわざわざボロネーゼ(alla Bolognese)を末尾につけず、単にラグー・ソースのタリアテッレ(Tagliatelle al ragù)とだけメニューに表記されることが多いので、ご注意ください。
ボローニャの鉄道
ボローニャ中央駅
イタリアの高速鉄道であるフレッチャロッサ、イタロが停車する、交通の要衝です。
ボローニャの道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。
H&Mの店舗に向かって、集団で何かを叫んでいました。一見すると抗議デモのようですが、プラカードにあるlimoniというのを調べると、ボローニャ発祥の香水や化粧品のメーカーでした。新手のプロモーションだったのかもしれません。
ヘルメットの色が、みんな違っていて楽しいです。
そこに、目を描き入れたくなる気持ちはよくわかります。
ボローニャのモデルコース
多くの方にとって街の玄関になるであろう、Ⓐボローニャ中央駅から旅を開始します。駅を出てすぐⒷガリエラ門(Porta Galliera)があります。今はなき城壁をイメージしつつ、門をくぐって街の中に入りましょう。
観光の中心である、マッジョーレ広場に向かいます。ガリエラ門から広場までは、徒歩約15分です。広場には、多くの観光スポットが集まっています。どのような順番でも結構ですが、Ⓒネプチューンの泉、Ⓓアックルーシオ宮殿、Ⓔ聖ペトロニオ聖堂、Ⓕエンツォ王宮殿を続けて観光します。
続いて、徒歩約4分でⒼボローニャの斜塔に着きます。500段近くある階段は骨が折れますが、足が元気な方はぜひアシネッリの塔の上まで登ってください。
時間が許すなら、聖ステファノ聖堂やボローニャ大学の人体解剖室も観光したいところです。
せっかくボローニャに来たなら、ボロネーゼも忘れず食べて帰りたいです。これが一番の目的、という方もいらっしゃるかもしれません。おすすめの店としてよく名前が挙がるのは、Osteria Dell'Orsaです。Tagliatelle al ragùというメニューが、ボローニャでいうところのボロネーゼですので、注意してください。