ノートルダム大聖堂と同じくシテ島の中にあります。
外観は地味なので知らなければ通り過ぎてしまいます。また日本でもそこまで名前が通っているわけではありませんが、このサント・シャペル、世界一のステンドグラスとの呼び声も高いです。壮大な光のスペクタクルをぜひ体験してください!
モンマルトルの丘の上にあります。
モンマルトルは、ピカソやモディリアーニといった画家たちが製作の拠点とした街としても有名です。
フニキュレール
サクレ・クール寺院まで歩いて行くこともできますが、フニキュレールと呼ばれるケーブルカーを利用することもできます。
特に多いのがミサンガ売りです。親しみやすい笑顔で近づいてきて、こちらがすこしでも気を許すと、手品師のごとき早わざで腕にミサンガを巻きつけます。こうなったが最後、10ユーロほどを請求されます。彼らは集団で行動しており、気がつくと屈強な男たちに取り囲まれています。
金額は小さいかもしれませんが、できれば怖い体験はしたくないものです。フニキュレール乗り場の近くには、そうしたミサンガ売りがたむろしています。警戒を怠らないようにしてください。
マドレーヌ寺院
通りの突き当たりに見えるのがマドレーヌ寺院です。
古代ギリシアの神殿を思わせる、コリント式の柱が印象的な外観です。本物の古代建築ではなく、それを模したいわゆる新古典主義建築です。ちなみにルーヴル美術館や凱旋門も、すべて同じ様式です。
マグダラのマリアを守護聖人とするカトリック寺院です。
「マグダラのマリア」をフランス語にすると、"Sainte Marie Madeleine"。「マグダラ」の部分が「マドレーヌ(Madeleine)」になっています。
ちなみにフランスの焼き菓子「マドレーヌ」は、マドレーヌ・ポルミエという女性が作ったという説が有力ですが、マドレーヌ寺院とは直接関係はありません。トラピスト修道院で作られるトラピストクッキーとは事情が異なります。
サン・トーギュスタン教会
マドレーヌ寺院から、マルゼルブ通りを北に10分ほど歩いたところにあります。計画にはありませんでしたが、見ごたえのある建物だったので思わずカメラを構えてしまいました。
コンコルド広場
エジプトのルクソール神殿には、2本のオベリスクが対をなして玄関を飾っていました。いまは1本が現存するのみです。
そうです、このオベリスクははるばるエジプトから運ばれてきたものです。「クレオパトラの針」とも呼ばれています。
コンコルド広場は、ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された場所としても有名です。
アレクサンドル3世橋
橋の北側にあるグラン・パレ、プティ・パレとともに、1900年のパリ万国博覧会の際に建てられました。