【ローマ】おすすめの観光スポットとモデルコース

スペイン広場

ローマの鉄道

イタリア国鉄ETR450型(FS Class ETR 450)

イタリア国鉄ETR450型

量産化された初のペンドリーノ(車体傾斜式車両)で、営業最高速度250 km/hを達成した記念すべき車両です。1988年に営業運転を開始し、2015年に引退しました。

フォルムの可愛らしさと歴史的重要性から、日本の0系新幹線と共通するものがあります。(0系が運転を開始したのは1964年であり、活躍した時代は異なります)

イタリア国鉄ETR460型(FS Class ETR 460)

イタリア国鉄ETR460型

ペンドリーノの第2世代で、古い車両ですが現在でもフレッチャビアンカ(Frecciabianca)として運行されています。

ローマの道草

ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。

ローマ・スナップ

建物に挟まれた狭い扇型の土地の、要となる場所に、"Santa Barbara dei Librai"という小さなカトリック教会が建っていました。

ローマ・スナップ
ローマ・スナップ

サンタンジェロ橋の向こうに見える教会が、ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂です。

ローマ 1日目

Ⓐローマ・テルミニ駅から観光をスタートします。もちろん前泊の場合や、日中移動の場合もあると思いますので、必要に応じてアレンジしてください。

駅から南へ徒歩約7分で、Ⓑサンタ・マリーア・マッジョーレ教会に着きます。ヴァティカンのサン・ピエトロ大聖堂などと並んで、「ローマの四大バシリカ」の一つです。

さらに南へ徒歩約15分で、Ⓒコロッセオに着きます。
サンタ・マリーア・マッジョーレ教会のすぐ近くには地下鉄の駅がないので、地下鉄を利用する場合は教会から南へ約6分歩き、Cavour駅から乗ってコロッセオ(Colosseo)駅で降りる形になります。もしサンタ・マリーア・マッジョーレ教会をパスする選択をするなら、テルミニ(Termini)駅からコロッセオ(Colosseo)駅まで、ダイレクトにアクセス可能です。

コロッセオと、Ⓓフォロ・ロマーノ、Ⓔパラティーノの丘は共通チケットです。コロッセオのチケット売り場は混むため、フォロ・ロマーノのチケット売り場を利用するのが賢明です。詳しくは、下の記事をご覧ください。

【フォロ・ロマーノとパラティーノの丘】古代ローマの歩き方
フォロ・ロマーノとは?古代ローマにおける政治、経済の中心地です。「すべての道はローマに通ず」という有名な言葉がありますが、その起点となった場所です。フォロ(フォルム)とは、古代ローマ都市の公共広場を意味します。ヨーロッパには古代ロ...

フォロ・ロマーノとパラティーノの丘はとても広く、観光に時間がかかります。コロッセオの営業時間に間に合うように、時間を調整する必要があります。コロッセオの営業時間は季節や日によって細かく決まっているので、チェックしておいてください。コロッセオ観光の所要時間は、30分~1時間程度を見ておけばよいでしょう。

ローマ 2日目

Ⓐ真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会から2日目の観光をスタートします。真実の口は大変混むので、朝一番が良いでしょう。斜め横から見るだけならお金もかからず、列に並ぶ必要もありませんが、口に手を入れて写真を撮るには、2ユーロと待ち時間が必要です。

真実の口から北へ徒歩約11分で、カンピドリオ広場(カンピドーリョ広場)に着きます。Ⓑカピトリーノ美術館に入館し、目力の強いコンスタンティヌス大帝(コンスタンティヌス1世)や、狼の乳を飲むロムルスとレムスの兄弟に出会ってください。ロムルスは、ローマ神話の中でローマを建国したとされる初代のローマ王で、「ローマ」という都市の名前も彼に由来しています。

カンピドリオ広場に隣接して、Ⓒヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂があります。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はイタリアを統一した英雄で、ローマに限らずイタリアの主要都市には、漏れなく彼の銅像(騎馬像)が建っています。ミラノにある「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」も有名です。

北西へ徒歩約10分で、Ⓓパンテオンに着きます。ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は、ここに埋葬されています。天井に空いた丸穴から光の差し込む様子や、雨粒の落ちる様子が時間帯や天候によって変化します。入場は無料なので、もし都合がつくなら何度か足を運んでみてもいいかもしれません。

パンテオンから東へ徒歩約8分で、Ⓔトレヴィの泉に着きます。人込みをかき分けて、泉の中にコインを落としてきてください。ローマ市の財源になります。

トレヴィの泉から北へ徒歩約7分で、Ⓕスペイン広場に着きます。映画のようにジェラートを食べたくなるところですが、飲食は禁止されているので注意してください。

スペイン広場から北西へ徒歩約9分で、Ⓖポポロ広場に着きます。ローマ街道の起点となった場所です。時間と体力しだいでは、ポポロ広場をパスするという選択肢もあるかもしれません。あるいはスペイン広場近くのSpagna駅から、ポポロ広場近くのFlaminio駅まで、地下鉄で移動してもいいかもしれません。1駅だけの移動ですが。

ローマ 3日目

3日目はローマというより、ヴァティカン観光がメインです。

まずはⒶヴァティカン美術館に入館します。とても混むので、朝一番で行くとしても予約をしておいた方がよいでしょう。システィーナ礼拝堂が最大の見どころです。

続いてカトリックの総本山、Ⓑサン・ピエトロ大聖堂を拝観します。「サン・ピエトロ」は「聖ペトロ」という意味ですが、ペトロはイエス・キリストの最初の弟子で、初代のローマ教皇と位置づけられています。ベルニーニの大天蓋や、ミケランジェロ設計のクーポラなどが見どころです。待ち時間と入場料は必要ですが、クーポラの上は上ることもできます。

サン・ピエトロ広場から東へ徒歩約8分で、サンタンジェロ城に着きます。イタリア戦争の時代、ローマ教皇クレメンス7世が、神聖ローマ皇帝カール5世の軍から身を隠した場所です。

サンタンジェロ城から南に続くⒸサンタンジェロ橋を渡り、東へ徒歩約8分で、Ⓓナヴォーナ広場に着きます。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ作の「四大河の噴水」が見どころです。ここではジェラートを食べたり、できるだけゆっくり時間を使った方がいいかもしれません。

【ヴァティカン】おすすめの観光スポットとモデルコース
ヴァティカンの基本情報ヴァティカンは、世界中から巡礼者の訪れる、ローマ・カトリックの聖地です。面積はわずか0.44km2で東京ディズニーランドよりも小さく、世界最小の国家でもあります。周りをぐるりと、イタリアのローマ市に囲まれてい...
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