【トリノ】おすすめの観光スポットとモデルコース

カリニャーノ宮(国立イタリア統一運動博物館)

砲兵記念門

Arco monumentale all'Arma di Artiglieria

第一次大戦中の1918年、ピアーヴェ川の戦いにおいてイタリア王国軍はオーストリア・ハンガリー帝国軍を打ち破りました。このときピエモンテの砲兵隊が大きな貢献をしたため、これを記念して1930年に建てられた門です。

ヴァレンティーノ城(トリノ工学院)

ヴァレンティーノ城

「サヴォイア王家の王宮群」の一部として、世界遺産に登録されています。市中心部にありながら、トリノ王宮、マダマ宮殿、カリニャーノ宮ほどの知名度はありません。ヴァレンティーノ城は現在トリノ工学院の建築学部として使われており、観光地化されていないのがその原因です。トリノ工学院の校章にも、ヴァレンティーノ城の模様が入っています。

ポー川

ポー川

イタリアでもっとも長い川です。アルプス山脈を水源とし、ずっと東に向かってイタリア北部を横断し、最終的にアドリア海に注ぎます。その長さは652 kmで、日本で一番長い信濃川が367 kmですので、ポー川がいかに長いかわかります。

ちなみに、萩尾望都の漫画『ポーの一族』とは何ら関係がありません。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世橋

ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世橋

ヴィットーリオ・エマヌエーレ1世は、サルデーニャ王国の第5代国王です。跡継ぎを残さず死去したため、弟のカルロ・フェリーチェに王位を譲りますが、彼も兄と同じ運命を辿り、とうとう分家であるサヴォイア・カリニャーノ家のカルロ・アルベルトがサルデーニャの王となります。イタリアを統一し、イタリア王国の初代国王となったヴィットーリオ・エマヌエーレ2世は、カルロ・アルベルトの子です。

ウンベルト1世橋

ウンベルト1世橋

ウンベルト1世はヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の子で、イタリア王国の第2代国王です。

ウンベルト1世橋

年老いて、くたびれたように見えるライオンの像です。

口コミサイトで人気の観光スポット

参考に2つの代表的な口コミサイトで、人気の観光スポットを見てみましょう。
フォートラベルは日本のユーザーからの口コミですが、トリップアドバイザーは日本を含む世界のユーザーからの口コミです。

フォートラベル(4travel.jp)

2018年8月26日時点のランキングです。

順位 観光スポット
1 トリノ王宮
2 古代エジプト博物館
3 サン カルロ広場
4 ドゥオーモ
5 マダマ宮殿
6 モーレ アントネッリアーナ
7 コンソラータ大聖堂
8 サン ロレンツォ教会
9 スペルガ聖堂
10 カステッロ広場

トリップアドバイザー(tripadvisor.jp)

2018年8月26日時点のランキングです。

順位 観光スポット
1 トリノ・エジプト博物館
2 国立映画博物館
3 部屋脱出ゲーム
4 Santuario Basilica La Consolata
5 Cappella dei Banchieri e dei Mercanti
6 サン ロレンツォ教会
7 ユヴェントス スタジアム
8 Museo del Carcere Le Nuove
9 Museo Pietro Micca
10 Colline di Torino

フォートラベルとトリップアドバイザーのランキングはかなり異なります。フォートラベルで1位のトリノ王宮ですが、トリップアドバイザーではトップ10圏外です。(ちなみに22位)

トップ10圏内で共通しているのは、古代エジプト博物館、モーレ アントネッリアーナ(国立映画博物館)、コンソラータ大聖堂(Santuario Basilica La Consolata)、サン ロレンツォ教会のみです。大定番の観光スポットができるほど、トリノ観光が一般化していないということもいえるでしょう。

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