ロンダニーニのピエタ
これがスフォルツェスコ城最大の見どころである、ロンダニーニのピエタです。ミケランジェロが制作したピエタは4つありますが、ロンダニーニのピエタは最晩年に制作したもので、病に伏す直前までノミをふるっていたといわれています。
ちなみにピエタとは、十字架から降ろされたばかりの、息絶えたわが子イエス・キリストを抱擁する、母マリアを表現した聖母子像のことです。ミケランジェロも、イエス・キリストに自らを重ねていたのでしょうか。
中庭のGEISHA
スフォルツェスコ城の中庭に、身長5メートルぐらいはありそうな、巨大な芸者が降臨していました。
好奇の目にさらされ、恥ずかしがっているのでしょうか。
それとも見知らぬ異国の地に連れてこられて、悲しくて泣いているのでしょうか。
指の間から覗いた目は、鋭かったです。
"That's Butterfly"という、蝶々夫人(Madama Butterfly)をテーマにした企画展の一部です。現在は展示されていませんので、ご注意ください。