深読みしたくなるシチュエーションです。
犯人は、お前だ!(やったね、パパ)
ミラノのモデルコース
ミラノの代表的な見どころは、比較的狭いエリアに集中しています。
まずⒶサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を鑑賞します。日本を発つ前に、必ず予約を入れておいてください。朝一番に予約を入れていた前提ですが、予約の時間によってはドゥオーモから先に回るなど、アレンジしてください。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会から徒歩約15分でⒷスフォルツェスコ城に着きます。中は博物館になっておりたくさんの展示物がありますが、ミケランジェロの『ロンダニーニのピエタ』と、レオナルド・ダ・ヴィンチの天井画(アッセの間)だけは見逃さないようにしてください。
スフォルツェスコ城から徒歩約15分でⒸスカラ座に着きます。オペラ鑑賞は敷居が高いかもしれませんが、付属の博物館から劇場内部を鑑賞することができます。
スカラ座の正面からガッレリアの入口が見えているはずです。歩いてすぐ、Ⓓヴィットリオ・エマニュエーレ2世のガッレリアに着きます。重厚な質感やスケール感を楽しんでください。
ガッレリアを抜けると、そこはドゥオーモ広場です。すぐ左手に、Ⓔミラノ大聖堂(ドゥオーモ)が見えます。高いところが苦手でなければ、追加料金を払ってドゥオーモの屋上テラスに上がることもできます。
もし時間に余裕があるなら、運河沿いにおしゃれな店が立ち並ぶナヴィリオ地区(ナヴィーリョ地区)や、スフォルツェスコ城の裏手にあるセンピオーネ公園を散策するのもおすすめです。
『最後の晩餐』の予約について
公式サイトから予約するのが一番安く済む方法ではありますが、競争率の高さが問題です。およそ2~3ヶ月から予約が可能となりますが、きっちり何週間前からと決まっているわけではないのが、また事を難しくしています。例えば2018年の9月分は6月14日に予約を開始し、2018年の10月分、11月分は7月24日に予約を開始するといった具合です。
すくなくとも観覧希望日の3か月以上前から公式サイトをチェックし、予約開始日を確認しておいた上で、予約開始日になったらすぐ予約を入れるくらいの心構えが必要でしょう。
それでも予約を逃した場合は、割高にはなりますが、旅行代理店などが販売するチケットを購入するという方法があります。