
ヴェネツィア共和国の総督(ドージェ)邸兼政庁だった建物です。日本でいうと、首相官邸と国会議事堂が一緒になったようなところでしょうか。

ドゥカーレ宮殿の中庭からサン・マルコ寺院を見たところです。

中庭に面しているのがもったいないくらいの、凝った装飾が施された立派な階段です。

ローマにある「真実の口」を連想しますが、その名もずばり「真実の口」です。密告書を投函するための、いわゆるポストでした。別名を「ライオンの口」といいますが、ヴェネツィアの象徴である「翼のあるライオン」に掛けているのかもしれません。

こちらも立派な階段です。

「黄金の階段」という名前がついています。

「大評議の間」です。強烈な朝日が差し込んでいます。
写真では暗くてわかりませんが、奥の壁一面がティントレットの『天国』という作品になっており、世界最大の油絵といわれています。

ため息橋の中から、サン・マルコ湾の方を見たところです。外から見たため息橋については、また下でご紹介いています。