【対馬島】おすすめの観光スポットとモデルコース

対馬野生生物保護センター

対馬島の基本情報

対馬島は、九州と韓国の間にある島です。長崎県に所属し、島全体がひとつの基礎自治体、対馬市としてまとまっています。

北海道、本州、四国、九州、沖縄本島を除く島を「離島」と呼ぶと、対馬島は「離島」の中で、北方領土である択捉島、国後島、そして新潟県の佐渡島、鹿児島県の奄美大島に次ぐ5番目の大きさです。

日本神話では、伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)によって最初に産み出された八島のひとつとされています。

古代から朝鮮半島との交易が盛んで、現代でも韓国から多くの観光客が訪れます。島中いたるところで、ハングルの文字を目にすることができます。

13世紀後半に起こった元寇では、元(モンゴル帝国)とその属国である高麗による侵攻を受けます。

元寇期の対馬を舞台としたテレビゲーム『Ghost of Tsushima』が2020年7月に発売され、世界的な大ヒットを記録します。対馬は、にわかに外国人の耳目を集める存在となります。

対馬島の観光スポット

道草旅行社おすすめの観光スポットを、1位から順にご紹介します。

1位和多都美神社

和多都美神社

豊玉姫(トヨタマヒメ)と、その夫で「山幸彦」としても知られる彦火々出見尊(ヒコホホデミノミコト)を祀っています。社名は、豊玉姫の父である和多都美(ワタヅミ)が、この地に社を建てたという神話に由来します。

和多都美神社

海上に2基の鳥居が並びます。和多都美神社は、『Ghost of Tsushima』に登場する雲日神社(Cloud Ridge Shrine)との類似性が指摘されています。

2位烏帽子岳展望台

烏帽子岳展望台

和多都美神社から車で6分ほど山を登った場所にあります。大きな駐車場が整備されており、アクセスしやすのも魅力のひとつです。

烏帽子岳展望台

複雑に入り組んだリアス式海岸を眺めることができます。

烏帽子岳展望台

伊邪那岐(イザナギ)、伊邪那美(イザナミ)によって産み出されたばかりの、神話の時代にタイムスリップするような気さえします。

3位万松院

万松院

中世から近世にかけて対馬国を支配した、宗氏の菩提寺です。1615年に、20代義成によって創建されました。

万松院

山門の仁王像です。こちらは、口を開いた阿形(あぎょう)像です。

万松院

口を閉じた吽形(うんぎょう)像です。

万松院

万松院の墓地は、金沢の前田藩墓地、萩の毛利藩墓地と並び、日本三大墓地のひとつとされています。

万松院

趣きのある石階段です。万松院は、『Ghost of Tsushima』に登場する黄金寺(Golden Temple)との類似性が指摘されています。

万松院

樹齢1200年の大スギです。

4位豆酘崎

豆酘崎

豆酘崎と書いて「つつざき」と読みます。島の南西端にある岬です。

豆酘崎

豆酘崎灯台

豆酘崎

円と矩形を組み合わせた、シンプルなようで妙に複雑な造形です。

5位金石城跡

金石城跡

宗氏の居城です。平成元年に櫓門が復元されました。

6位対馬野生生物保護センター

対馬野生生物保護センター

国の天然記念物であるツシマヤマネコを保護、飼育しています。

対馬野生生物保護センター

島に自生するツシマヤマネコは、わずか100匹程度と推測されています。

7位韓国展望所

韓国展望所

島の北西端付近にある展望所です。気候条件が良ければ、韓国釜山の街並みを眺めることができます。

8位姫神山砲台跡

姫神山砲台跡

明治時代に造られた近代的な要塞の跡です。自然の中に、赤レンガの建物が調和しています。

9位金田城跡

金田城

金田城は、断崖に囲われた天然の要塞です。比較的傾斜の緩やかな東側には、三つの城門(城戸)が設けられました。写真は、中でも原形をとどめているといわれる「二ノ城戸」です。

『Ghost of Tsushima』では、そのまま金田城(Castle Kaneda)として登場します。

金田城

グリッド状に見えるものは浮き玉いかだで、真珠の養殖場と思われます。

10位多久頭魂神社

多久頭魂神社

神仏習合と対馬独自の天道信仰が結びついた、複雑な歴史を持つ神社です。

多久頭魂神社

鳥居の奥に見える門は、「神門」と呼ばれます。

多久頭魂神社

多久頭魂神社の本社です。

多久頭魂神社

本社の奥にある、五王神社と大クスノキです。

以下、順不同です。

海神神社

海神神社

『延喜式』に記される「和多都美神社」は、現在の和多都美神社と確定しているわけではなく、複数の候補(いわゆる「論社」)が存在します。海神神社はそのひとつです。海神は「かいじん」と読みますが、「わたづみ」と読ませる例もあります。

厳原八幡宮神社

厳原八幡宮神社

和多都美神社、海神神社と並び、『延喜式』「和多都美神社」論社のひとつです。

厳原八幡宮神社

石灯籠が整然と並んでいます。

宿坊対馬西山寺

宿坊対馬西山寺

2012年までは、日本ユースホステル協会に加盟するユースホステルとして営業していました。

宿坊対馬西山寺
宿坊対馬西山寺

対馬藩お船江跡

対馬藩お船江跡

対馬藩の藩船を格納する、お船江(お船屋)の跡です。

椎根の石屋根倉庫

椎根の石屋根倉庫

重厚感のある板状の石で屋根を葺いた、対馬独特の高床式倉庫です。

木坂の藻小屋

木坂の藻小屋

畑の肥料にするための藻を貯蔵していました。

西漕手

7世紀から9世紀、遣唐使や遣新羅使がここで船を乗り換えたと伝えられています。

西漕手

波の立たない穏やかな入り江で、水面が鏡のように樹々の緑を反射しています。

口コミサイトで人気の観光スポット

参考に2つの代表的な口コミサイトで、人気の観光スポットを見てみましょう。
フォートラベルは日本のユーザーからの口コミですが、トリップアドバイザーは日本を含む世界のユーザーからの口コミです。

フォートラベル(4travel.jp)

2020年8月10日時点のランキングです。

順位 観光スポット
1 和多都美神社
2 烏帽子岳
3 万松院
4 ふれあい処 つしま
5 韓国展望所
6 金石城跡
7 対馬野生生物保護センター
8 姫神山砲台跡
9 万関橋
10 海神神社

トリップアドバイザー(tripadvisor.jp)

2020年8月10日時点のランキングです。

順位 観光スポット
1 和多都美神社
2 烏帽子岳展望台
3 三宇田浜
4 万松院
5 金田城跡
6 韓国展望所
7 対馬野生生物保護センター
8 鮎もどし自然公園
9 海神神社
10 対馬藩お船江跡

フォートラベルとトリップアドバイザーで1位、2位は共通しており、和多都美神社、烏帽子岳(展望台)です。10位以内に共通してランクインしているスポットはほかに、万松院、韓国展望所、対馬野生生物保護センター、海神神社があります。

フォートラベルでは金石城跡がランクインしているのに対し、トリップアドバイザーでは金田城跡がランクインしている、という違いがあります。

対馬島の海路

厳原港

厳原港

九州郵船の運行するフェリーで、厳原港と壱岐郷ノ浦港、そして博多港を結んでいます。現在はニューつしまに代わり、フェリーきずなが就航しています。

厳原港

厳原港は、対馬島の表玄関といえます。

比田勝港

比田勝港

厳原港が表玄関なら、比田勝港は裏玄関です。
フェリーげんかいは、九州郵船の運行するフェリーで、比田勝港と博多港を結んでいます。

対馬島の空路

対馬空港

対馬空港

通称「対馬やまねこ空港」です。

対馬空港

いかに韓国からの観光客が多いかわかります。ハングルにまで片仮名の読みがついています。

対馬空港

コリアエクスプレスエアの小型航空券です。コリアエクスプレスエアは、2019年に事実上倒産しています。

対馬島の道草

ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。

対馬スナップ

「ツシマヤマネコとびだし注意」の道路標識です。

対馬スナップ
対馬スナップ
対馬スナップ

ツシマヤマネコと同じく、国の天然記念物に指定されているツシマテンです。こちらは、自然の中で見つけることができました。

対馬スナップ

何本もの立派な円柱が、校庭の縁を支えています。

対馬スナップ

サッカーや野球のフィールドを確保するのに、どうしてもわずかな面積を削ることができなかったのかもしれません。

レッドキャベツ いづはら店

レッドキャベツというスーパーマーケットです。パンチの効いた、アメリカンな内装が特徴的です。

レッドキャベツ いづはら店

2020年3月、レッドキャベツは店舗運営権をマックスバリュ九州に譲渡しました。内装に変化があったのか、気になるところです。

対馬スナップ

思い切ったデザインの公衆トイレです。

対馬スナップ

目に迷いがありません。まっすぐ前を見つめています。

木坂御前浜

韓国の電波に切り替わる場所がありました。

木坂御前浜

海岸には、ハングルの書かれたペットボトルや空き缶などが大量に漂着しています。

対馬スナップ

錆びた鉄のような味がするキノコです。

対馬スナップ

野良猫にしては整った顔立ちです。

対馬スナップ

対馬島のモデルコース

万関橋

万関橋を境に、対馬島の南半分を「下島」、北半分を「上島」と呼びますが、1日目は「下島」を、2日目は「上島」を旅するコースです。

公共交通機関が発達しているわけではないため、自家用車をフェリーに載せるか、現地でレンタカーを借りることを前提としています。

対馬 1日目

Ⓐ厳原港から旅をスタートします。

車で約3分、徒歩でも約13分の場所にⒷ万松院があり、隣接するようにⒸ金石城跡の櫓門があります。レンタカーを借りるのは、万松院と金石城跡を観光した後でもいいかもしれません。

南に向かって車で約4分走ると、Ⓓ対馬藩お船江跡に着きます。

厳原地区を後にし、県道24号をさらに南に向かって車で約30分走ると、Ⓔ多久頭魂神社に着きます。多久頭魂神社は、豆酘地区を代表する神社です。

岬の先端に向かって車で約17分走ると、Ⓕ豆酘崎に着きます。歴史的な風景から一転、開放的な空間が広がります。

北に向かって山道を車で約55分走ると、Ⓖ椎根の石屋根倉庫群に着きます。

さらに県道24号を北に向かって車で約37分走ると、Ⓗ金田城跡に着きます。金田城跡の観光はちょとしたトレッキングなので、足腰に自信がない方はパスされた方がいいと思います。

金田城跡から東に向かって車で約31分走ると、Ⓘ姫神山砲台跡に着きます。姫神山砲台跡もSNS映えするスポットです。

もし金田城跡をパスする場合は、椎根の石屋根倉庫群から北に向かわず、県道44号をまっすぐ東に向かった方が近道です。また姫神山砲台跡も時間次第ではパスするか、2日目に回すことを考えた方がいいかもしれません。

対馬 2日目

国道382号を北端まで車で走り切り、Ⓐ韓国展望所から2日目の旅をスタートしたいと思います。というのは、韓国展望所と、次に訪れる対馬野生生物保護センターは営業時間が決まっているためです。

韓国展望所から南に向かって車で約46分走ると、に着きます。韓国展望所から釜山の地が見えた方も、見えなかった方も、愛らしいツシマヤマネコに癒されてください。

対馬野生生物保護センターから南に向かって車で約59分走ると、Ⓒ木坂の藻小屋に着きます。すぐ近くにⒹ海神神社があり、セットで観光することができます。

海神神社から南に向かって車で約29分走ると、Ⓔ和多都美神社に着きます。車で約6分の距離にⒻ烏帽子岳展望台があり、やはりセットで観光することができます。和多都美神社は潮によっても見え方が変わるため、烏帽子岳展望台で長めの休憩を取るなど、すこし時間調整をしてもいいかもしれません。

一度北上した後、国道392号に入ってふたたび車で約27分南下すると、Ⓖ西漕手に着きます。

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