ベルナボ・ヴィスコンティの騎馬像です。スフォルツェスコ城を築城したガレアッツォ2世・ヴィスコンティの弟であり、ガレアッツォ2世とミラノの共同統治を行いました。スフォルツェスコ城の築城にも関わっていたのではないでしょうか。
顔の解けたような聖像です。
同じく顔がつぶれています。お参りするときに、顔を触る風習でもあったのでしょうか。
1162年、「バルバロッサ」ことフリードリヒ1世が率いる神聖ローマ帝国にミラノは占領、破壊されます。ローマという名前がついていますが、神聖ローマ帝国はドイツ人によるドイツ人のための帝国です。ミラノを中心としたロンバルディア地方の諸都市はロンバルディア同盟を結成し、これに対抗します。1176年、ロンバルディア同盟はレニャーノの戦いにおいてついに神聖ローマ帝国を打ち負かし、ミラノを奪還します。この彫刻は、そのとき意気揚々とミラノに帰還するミラノ市民の様子を表しています。
ミラノの守護聖人であり、西方の四大教会博士の一人である聖アンブロジウスを描いたタペストリーです。
Stoldo Lorenziという彫刻家によってつくられたアダム像です。
授乳の様子が妙に生々しい聖母子像です。