奈良の基本情報
奈良は、奈良県の県庁所在地です。
710年の平城京遷都から、784年の長岡京遷都まで、日本の都として機能しました。
市内には、東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林があり、これらは「古都奈良の文化財」として世界文化遺産に登録されています。
奈良公園周辺には東大寺や春日大社などがあり、公園内には多くの鹿が生息しています。奈良の鹿は、国の天然記念物に指定されています。
奈良の観光スポット
道草旅行社おすすめの観光スポットを、1位から順にご紹介します。


東大寺について、詳しくは下の記事をご覧ください。



春日大社について、詳しくは下の記事をご覧ください。



若草山について、詳しくは下の記事をご覧ください。

興福寺は、法相宗の大本山であり、南都七大寺のひとつです。「古都奈良の文化財」の一部として、世界文化遺産に登録されています。
北円堂

興福寺北円堂は、藤原不比等を弔うため養老5年(721年)に創建された八角円堂です。八角円堂には、供養堂としての意味があります。現在の建物は鎌倉時代に再建されたもので、国宝に指定されています。本尊は、国宝の弥勒如来坐像です。ほかに、国宝の無著菩薩・世親菩薩立像、四天王立像などが安置されています。
南円堂

興福寺南円堂は、藤原内麻呂を弔うため弘仁4年(813年)に創建された八角円堂です。「西国三十三所」の第九番札所に指定されています。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。本尊は、国宝の不空羂索観音菩薩坐像です。ほかに、国宝の四天王立像、法相六祖坐像が安置されています。
東金堂・五重塔

興福寺東金堂および五重塔は、いずれも奈良時代の創建かつ室町時代の再建で、ともに国宝に指定されています。東金堂の本尊は、国指定重要文化財の薬師如来坐像です。ほかに、国宝の維摩居士坐像、文殊菩薩坐像、四天王立像、十二神将立像が安置されています。
中金堂

興福寺中金堂は、和銅7年(714年)に創建された興福寺最大のお堂です。平成30年(2018年)に再建されました。本尊は釈迦如来坐像です。ほかに、国指定重要文化財の薬王菩薩・薬上菩薩立像、国宝の四天王立像が安置されています。

薬師寺は、興福寺と並び法相宗の大本山であり、南都七大寺のひとつです。「古都奈良の文化財」の一部として、世界文化遺産に登録されています。
東塔

薬師寺東塔は、天平2年(730年)に創建された三重塔です。現存する平城京最古の建物で、国宝に指定されています。各棟に、裳階(もこし)と呼ばれる小さい屋根がついています。高さは約34メートルで、三重塔としては日本一の高さを誇ります。

唐招提寺は、鑑真和上が開基した寺で、律宗の総本山です。「古都奈良の文化財」の一部として、世界文化遺産に登録されています。
唐招提寺金堂は、奈良時代に建立された金堂として、現存する唯一の建物であり、国宝に指定されています。本尊は、国宝の盧舎那仏坐像です。ほかに、国宝の千手観音立像、薬師如来立像などが安置されています。

正倉院は、奈良時代に東大寺の宝物などを収めた宝庫です。現在は宮内庁が管理しています。「古都奈良の文化財」の一部として、世界文化遺産に登録されています。
正倉院正倉は、奈良時代に建立された正倉として、現存する唯一の建物であり、国宝に指定されています。聖武天皇ゆかりの宝物をはじめ、奈良時代の工芸品や文書などが伝えられており、その一部は、毎年秋に奈良国立博物館で開催される正倉院展で公開されています。

奈良国立博物館は、仏教美術を中心に文化財の収蔵・展示を行っている国立の博物館です。例年10月下旬から11月上旬に開催される、正倉院展がとりわけ有名です。


依水園(いすいえん)は、東大寺の南西にある日本庭園です。江戸時代に作庭された「前園」と、明治時代に作庭された「後園」で構成されています。国の名勝に指定されています。

吉城園(よしきえん)は、興福寺の塔頭・摩尼珠院の跡地に造られた庭園です。「池の庭」「苔の庭」「茶花の庭」で構成されており、苔の庭には離れ茶室があります。吉城園は依水園と隣接しており、依水園が有料なのに対し、吉城園は無料で入場が可能です。
水谷茶屋

水谷茶屋は、春日大社から若草山麓へと抜ける道中にある茶屋です。紅葉の絨毯ができています。
口コミサイトで人気の観光スポット
参考に2つの代表的な口コミサイトで、人気の観光スポットを見てみましょう。
フォートラベルは日本のユーザーからの口コミですが、トリップアドバイザーは日本を含む世界のユーザーからの口コミです。
フォートラベル(4travel.jp)
2026年5月5日時点のランキングです。
| 順位 | 観光スポット |
|---|---|
| 1 | 東大寺 |
| 2 | 奈良公園 |
| 3 | 春日大社 |
| 4 | 興福寺 |
| 5 | 興福寺五重塔 |
| 6 | 薬師寺 |
| 7 | 唐招提寺 |
| 8 | 猿沢池 |
| 9 | 奈良の鹿 |
| 10 | 奈良国立博物館 |
| 11 | 平城宮跡 |
| 12 | 興福寺南円堂 |
| 13 | 若草山 |
| 14 | 興福寺東金堂 |
| 15 | 興福寺国宝館 |
トリップアドバイザー(tripadvisor.jp)
2026年5月5日時点のランキングです。
| 順位 | 観光スポット |
|---|---|
| 1 | 奈良公園 |
| 2 | 東大寺 |
| 3 | 春日大社 |
| 4 | 奈良国立博物館 |
| 5 | 依水園 |
| 6 | 奈良県猿沢ビジターセンター&イン |
| 7 | 興福寺 |
| 8 | 東大寺二月堂 |
| 9 | 唐招提寺 |
| 10 | 若草山 |
| 11 | 薬師寺 |
| 12 | 吉城園 |
| 13 | 奈良町 |
| 14 | 興福寺国宝館 |
| 15 | 春鹿醸造元 |
フォートラベルとトリップアドバイザーで共通して上位に入っているのは、東大寺、春日大社、奈良公園、興福寺、薬師寺、唐招提寺、奈良国立博物館、若草山です。
トリップアドバイザーで6位にランクインしている奈良県猿沢ビジターセンター&インは、訪日客向けの観光案内所&宿泊施設で、折り紙などのカルチャー体験も提供しています。
奈良のグルメ
志津香 大宮店

志津香は釜めしの名店です。公園店は奈良公園の近くにあり、開店から行列が絶えません。大宮店はJR奈良駅から西へ約10分歩いた場所にあり、観光ルートからはすこし外れているため、混雑も公園店ほどではありません。
奈良七種 釜めし

えび、かに、穴子、若鶏、ごぼう、人参、竹の子、椎茸、三つ葉などの具材がバランス良く入っています。すべて茶碗によそわず、ごはんを残して蓋をしておけば、お釜の余熱でおこげを作ることができます。
奈良の鉄道
近鉄奈良駅

近鉄奈良駅は、奈良観光の玄関口です。奈良と大阪難波・神戸三宮・京都を結んでいます。駅前には行基菩薩像があり、東大寺大仏殿の方角を向いています。
近鉄5800系電車

近鉄5800系電車は、近鉄が1997年に導入した通勤用の一般車両です。ロングシートとクロスシートを切り替え可能なL/Cカーと呼ばれるシリーズで、ピーク時にはロングシートで、オフピーク時にはクロスシートで運行します。
近鉄5820系電車

近鉄5820系電車は、近鉄が2000年に導入した通勤用の一般車両です。5800系をベースに、シリーズ21と呼ばれるデザインコンセプトでフルモデルチェンジしました。L/Cカーは健在です。
近鉄30000系電車

近鉄30000系電車は、近鉄が1978年に導入した特急形車両です。2階建電車「ビスタ・カー」の3世代目として登場しました。2度のリニューアルを経て、長期運用されています。
京都市交通局10系電車

京都市交通局10系電車は、1981年の京都市営地下鉄烏丸線開業時に導入された車両です。京都市営地下鉄烏丸線と近鉄京都線は、相互直通運転を行っています。

改札を出ると、奈良県マスコットキャラクターのせんとくんが出迎えてくれます。
JR奈良駅

JR奈良駅は、近鉄奈良駅より約1キロメートル西に位置します。駅前には大きなバスターミナルがあり、奈良公園などへの移動はバスを利用すると便利です。
JR西日本221系電車

JR西日本221系電車の「お茶の京都トレイン」ラッピング車両です。「みやこ路快速」として運行されています。
奈良市総合観光案内所(旧JR奈良駅舎)

JR奈良駅に隣接して、奈良市総合観光案内所(旧JR奈良駅舎)があります。鉄筋コンクリート造の洋式建築に和風の屋根を冠した「帝冠様式」と呼ばれる建築様式です。
奈良の緊急車両
奈良県警察 トヨタ・クラウン

トヨタ・クラウンの14代目です。鹿を気にかけながら、徐行運転をしています。
奈良のマンホールカバー

奈良公園の鹿と八重桜が描かれています。
奈良の道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。

「鹿の飛び出し注意」の道路標識です。

鹿はちゃんと横断歩道を渡ります。でも信号は無視します。

あわく浮かんだバレリーナのシルエットは、エドガー・ドガの絵画を連想させます。自動販売機や焼肉店の電飾看板が、曇りガラスに日常の風景を映しています。
奈良のモデルコース
奈良は見どころの多い街です。寺社仏閣や仏像などにどこまで興味があるかによって所要時間は大きく変わりますが、中心部の観光だけで2日間の日程を確保しておくほうが無理がありません。
また薬師寺、唐招提寺は中心部からすこし離れた西ノ京エリアにあります。これらを観光する場合は、べつに1日を確保しておく必要があります。
奈良 1日目
1日目は、興福寺と春日大社を中心に観光します。
Ⓐ近鉄奈良駅から南東に約6分歩くと、Ⓑ興福寺に着きます。北円堂、南円堂、中金堂、東金堂、五重塔、国宝館などの見どころがあります。
Ⓑ興福寺から三条通りを東へ約7分歩くと、Ⓒ春日大社一之鳥居に着きます。道中、猿沢池に立ち寄ることも可能です。さらに南側には、ならまちや元興寺といった観光スポットもあります。
Ⓒ春日大社一之鳥居から、三条通りをさらにずっと東へ約18分歩くと、Ⓓ春日大社本社に着きます。道中すこし迂回しますが、浮見堂に立ち寄ることも可能です。
Ⓓ春日大社本社から北へ約7分歩くと、Ⓔ若草山南ゲートに着きます。時間と体力次第で、若草山観光を2日目に回すことも可能です。
奈良 2日目
2日目は、東大寺を中心に観光します。
Ⓐ近鉄奈良駅からⒷ東大寺南大門まで、徒歩で約20分の距離です。近鉄奈良駅から大宮通り(おおみやどおり)を東へずっと進み、奈良国立博物館を過ぎた次の交差点(大仏殿交差点)を左へ曲がります。奈良公園の外縁に沿って北へ進むと、東大寺南大門に着きます。
東大寺の境内は広く、Ⓒ東大寺大仏殿を中心として、東側にはⒹ東大寺二月堂、法華堂(三月堂)、開山堂(良弁堂)、鐘楼、西側には戒壇堂などの見どころがあります。
また東大寺の北側には正倉院、南側には依水園、吉城園といった観光スポットがあります。