クリフォーズ・タワー
第4位は、クリフォーズ・タワー(Clifford's Tower)です。
「征服王(William the Conqueror)」とも呼ばれるウィリアム1世が築いた、ヨーク城の一部です。古墳のようなお椀型をした丘の上に、ぎりぎりいっぱいの大きさで建てたようなプロポーションが独特で、面白いです。
塔を上から見ると、単三電池を4つ入れるソケットのような形をしています。
ヨーク・ミンスターより低い目線で、街を見渡すことができます。
ヨークの城郭と城門
ヨークは城郭で囲われた、いわゆる城郭都市です。
現存する城郭の上を歩く、城郭トレイル(City Walls Trail)も人気のアクティビティです。入場時間は日中に限られていますが、入場料は特に必要ありません。
旧市街を散策していると、城郭トレイルをしている人と出くわして、手を振り合ったりすることもあるでしょう。
一周ずっと歩けるわけではなく、トレイルコースは何か所かに分かれています。管理人のおすすめは、Bootham BarとMonk Barの間です。Grays Courtの、絵に描いたような美しい庭を眺めることができます。
Walmgate Bar
ヨークでは「道」のことを"Gate"といい、「門」のことを"Bar"といいます。ヨークは9世紀に北欧ヴァイキングの拠点となった歴史があり、古いノルウェー語の影響を受けているといわれています。
Walmgate Barは現存する門の中でも、特に立派なもののひとつです。Bootham BarやMonk Barも、同様に人気があります。
旧市街側から見た門の姿です。
Red Tower
城郭の中で唯一、レンガ造りの建物です。