清水寺の見どころ
清水寺は778年に開創された北法相宗の寺院です。音羽山の中腹に国宝の本堂をはじめとする堂塔が広がり、「古都京都の文化財」の構成資産として世界文化遺産に登録されています。
仁王門・西門・三重塔

清水坂の先に朱塗りの仁王門、西門、三重塔が重なります。仁王門は応仁の乱後の1500年前後に再建された清水寺の正門です。

高さ約30mの三重塔は国内最大級で、現在の建物は1632年の再建です。

鮮やかな朱塗りの部材と瓦屋根には、遠景とは異なる細部の美しさがあります。
随求堂

1735年建立の随求堂は大随求菩薩を本尊とし、暗闇を進む「胎内めぐり」でも知られます。堂内の地下へ下り、数珠を頼りに光のない回廊を進む体験は、清水の舞台や堂塔を外から眺める参拝とは異なる印象を残します。
出世大黒天

打ち出の小槌を持つ出世大黒天は、本堂外陣に入ってすぐ西側に安置され、福徳・商売繁盛・出世開運の信仰を集めています。鮮やかな彩色と大きな表情を間近で見られ、本堂の建築や舞台へ進む前に立ち寄れる像です。
本堂と清水の舞台

国宝の本堂は1633年の再建です。急斜面へ張り出す清水の舞台と京都市街の眺望が重なります。

舞台は長い柱を組み上げる懸造りで支えられています。『清水寺成就院日記』には、未遂を含む234件の飛び降りと200人の生存が記録されています。

舞台からは京都タワーを含む市街地を望めます。

春・夏・秋の一部期間には夜間特別拝観が行われます。開催日は年により変わります。
音羽の瀧

音羽の瀧は清水寺開創の起源で、寺名の由来となった場所です。

三筋はいずれも同じ湧水から分かれたものです。一般には「学問」「健康」「縁結び」の御利益があるといわれますが、清水寺の公式見解ではありません。

混雑しやすいため、時間に余裕を持つと落ち着いて参拝できます。
放生池

仁王門近くの放生池は、春になると池畔の桜に彩られます。参道の堂塔を巡る流れの中で、水面と花、朱塗りの建物を一緒に眺められる場所です。

池のほとりで、亀が日向ぼっこをしています。
地主神社
清水寺本堂の北側に隣接する地主神社は、縁結びの神社として知られています。清水寺の境内順路と連続して訪ねられる一方、独立した神社として由緒と見どころがあります。現在の状況や境内の詳しい案内は、下の記事をご覧ください。

清水寺の基本情報
以下は、公式情報を2026年9月28日に確認した内容です。旅行計画の際は、公式サイトの最新案内もあわせて確認してください。
- 🔗 公式サイト
- 拝観時間、料金、夜間特別拝観の日程を確認できます。
交通 | 音羽山 清水寺京都府京都市。「清水の舞台」で知られる寺院。北法相宗の本山(一寺一宗)。縁起、年中行事、境内案内。 - 📍 所在地
- 京都市東山区清水1丁目294
- 🕒 拝観時間
- 通常6:00〜18:00。夏季の一部は18:30まで、夜間特別拝観は21:30まで(21:00受付終了)です。⚠️ 日程は年ごとに変わります。
- 💴 拝観料金
-
- 大人・高校生:500円
- 小学生・中学生:200円
- ⏱ 所要時間
- 主要な見どころを巡るなら1時間30分〜2時間程度が目安です。⚠️ 混雑や参拝範囲によって所要時間は変わります。
清水寺のアクセス
京都駅から路線バス
京都駅から市バス206系統または100系統で五条坂へ向かい、下車後徒歩約10分です。
京阪電車の駅から
祇園四条駅から市バス207系統で清水道へ向かい、下車後徒歩約10分です。清水五条駅からは徒歩約25分です。
自動車
境内に専用駐車場はありません。観光期は周辺道路も混雑するため、公共交通機関またはタクシーが案内されています。

京都の観光スポット、交通、モデルコースについては、京都の記事をご覧ください。
