【トリノ】おすすめの観光スポットとモデルコース

カリニャーノ宮(国立イタリア統一運動博物館)

トリノの道草

ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。

トリノ・スナップ

全身にツタを這わせながら、ご主人様の帰りを待ち続けているのでしょうか。

NH Torino Lingotto Congress

NH Torino Lingotto Congress

フィアット工場の跡地に建てられたホテルです。

NH Torino Lingotto Congress

ランチア・フルヴィア(Fulvia)です。ランチア社は1969年、同じトリノに本社を構えるフィアット社の傘下に入りますが、フルヴィアはフィアット傘下となる前に設計された、最後の純粋なランチアといわれています。

NH Torino Lingotto Congress

ホテルで配布されていたフリーペーパーです。日本人っぽいアジア系の女の子が、設計図を具現化するように、メジャーで長さを測りながら慎重に、カッターナイフで髪を切り取られています。これがデザインとエンジニアリングの街ミラノにおける、時代を先取りした散髪なんでしょうか。

トリノのモデルコース

トリノ中心部の観光スポットは、トリノ王宮を中心に分布しています。

多くの観光客にとってトリノの玄関口になるであろう、Ⓐポルタ・ヌォーバ駅から観光をはじめます。駅から徒歩約7分で、サン・カルロ広場に着きます。広場を過ぎるとすぐ、Ⓒエジプト博物館です。世界有数のエジプト・コレクションを堪能してください。

エジプト博物館の斜向かいは、Ⓓカリニャーノ宮(国立イタリア統一運動博物館)です。イタリア統一の英雄、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世の生涯に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。カリニャーノ宮から徒歩約3分で、Ⓔマダマ宮殿(市立古典美術館)に着きます。古代ローマ時代から続く、歴史の年輪を感じてください。

マダマ宮殿と同じ広場に面して、Ⓕトリノ王宮があります。サヴォイア家の栄華を象徴する、豪華絢爛な装飾や美術品の数々に酔いしれるのではないでしょうか。

トリノ王宮周辺には、サン・ロレンツォ教会サン・ジョヴァンニ・バッティスタ大聖堂サバウダ美術館など観光スポットが密集していますので、時間と興味によって選ぶことができます。

もし足に自信があって時間的にも余裕があるなら、モーレ・アントネリアーナ(国立映画博物館)を超えてさらに東に向かい、イタリアでもっとも長い川であるポー川を目にするのも、いい経験になるのではないでしょうか。

トリノ郊外にも、ストゥピニージ宮殿ヴェナリア宮殿スペルガ聖堂など、魅力的な観光スポットが多数が存在しています。トリノは工業都市というイメージで損をしていますが、観光地としての魅力に溢れています。

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