フォース橋とインチコルム島の基本情報

フォース橋(Forth Bridge)は、エディンバラのサウス・クイーンズフェリーとファイフのノース・クイーンズフェリーを結ぶ、フォース湾に架かる鉄道橋です。スコットランドの近代化を代表する産業遺産であり、世界遺産に登録されています。

フォース橋の構造はカンチレバートラス橋またはゲルバートラス橋と呼ばれ、同構造の橋としてはカナダのケベック橋に次いで世界第二位の長さです。ちなみに世界第三位は、大阪の港大橋です。

フォース橋観光とセットで、インチコルム島(Inchcolm Island)に上陸するボートツアーが人気です。インチコルム島(Inchcolm Island)には、中世に建てられたインチコルム修道院(Inchcolm Abbey)のほぼ完全な遺構が残ります。
ボートツアー会社は代表的なものが2社あり、メイドオブザフォース(Maid of the Forth)とフォースボートツアー(Forth Boat Tours)です。
フォース橋とインチコルム島の見どころ

ここでは、フォースボートツアーの"Inchcolm Island Cruise"を利用します。メイドオブザフォースの"Inchcolm Landing Trip"もほぼ同じようなコース、所要時間、料金です。
フォース橋

サウス・クイーンズフェリーやノース・クイーンズフェリーの市街地からもフォース橋を見ることができますが、やはり船からだと全貌がよく見えます。また帰りに、反対からフォース橋の下を潜ります。

フォース橋の近くにある、インチガーヴィー(Inchgarvie)という小さな島です。


アザラシがブイの上で日光浴をしています。

インチコルム修道院の姿が見えてきました。

インチコルム島

インチコルム島に上陸します。

インチコルム修道院

インチコルム修道院は、スコットランドでもっとも保存状態のよい中世の修道院といわれています。

修道院の内部を自由に散策することができます。

塔の頂上に登ることができます。

島は第二次大戦中、要塞として使われた歴史があります。





インチコルム修道院を観光したあとは、思い思いに島を散策します。

インチコルム島にはカモメのコロニーがあり、島中でカモメの姿を見ることができます。


茶色の縞模様があるのは、カモメの若鳥です。






ふたたびボートに乗りこみ、島をあとにします。

フォース橋を設計したのは、イギリス人の土木技術者ジョン・ファウラー(John Fowler)とベンジャミン・ベイカー(Benjamin Baker)とされていますが、彼らの元で働いていた渡邊嘉一の貢献も大きかったといわれています。

フォース橋を列車が走っています。鉄道とクルーズ船の共演です。

鉄道橋であるフォース橋の西には道路橋のフォース・ロード橋(Forth Road Bridge)、さらにその西には高速道路橋のクイーンズフェリー・クロッシング(Queensferry Crossing)が架かっています。開通年はそれぞれ1890年、1964年、2017年です。

手前がクイーンズフェリー・クロッシング、奥がフォース・ロード橋です。
フォース橋とインチコルム島のアクセス
ボートツアー会社は代表的なものが2社あり、メイドオブザフォースとフォースボートツアーです。ダルメニー駅から比較的アクセスしやすいのは前者の方です。エディンバラ・ウェイヴァリー駅から、ダルメニー駅への所要時間は20分弱です。
Ⓐダルメニー駅(Dalmeny Station)から北に約10分歩くと、Ⓑメイドオブザフォース(Maid of the Forth)の乗船場所に着きます。そこからさらに西へ約18分歩いた場所に、Ⓒフォースボートツアー(Forth Boat Tours)の乗船場所があります。
また、エディンバラ中心部からのバス移動がセットになったチケットも販売されています。