山形の基本情報
山形は、山形県の内陸部(山形盆地)に位置する都市で、山形県の県庁所在地です。
江戸時代には、最上氏が拠点とした山形城(霞城)の城下町として整備され、のちに山形藩の政治・経済の中心として発展しました。
郊外の山あいに佇む山寺(立石寺)は、松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」を詠んだ地としてよく知られています。
毎年8月5日から7日の3日間、山形花笠まつりが開催されます。青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、仙台七夕まつりと並び、東北四大祭りのひとつとされています。


山形の観光スポット
道草旅行社おすすめの観光スポットを、1位から順にご紹介します。

花笠太鼓の音に合わせて、花飾りを付けた笠を手に踊り手たちが大通りを練り歩きます。花飾りの花は、市の花であり県の花でもある紅花(ベニバナ)をモチーフにしています。

「ヤッショ、マカショ」の掛け声に合わせて踊ります。「やりましょう、まかせなさい」という意味で、大正時代に溜池工事の土突き作業で歌われた「土突唄」が発祥とされています。
仁王門

立石寺(りっしゃくじ)は、奥羽山脈の山あいにある天台宗の古刹で、「山寺」の愛称でよく知られています。
開山堂

元禄2年(1689)、松尾芭蕉は弟子の曾良とともに江戸を出発し、東北から北陸へ旅をしました。その道中の出来事や風景を、散文と俳句でまとめた作品が『奥の細道』です。芭蕉が立石寺で呼んだ句が、有名な「閑さや岩にしみ入る蝉の声」です。

騒々しいはずの蝉の声が、かえって閑(しずか)さ際立たせている情景を詠んでいます。蝉の声が岩にしみ入り、閑さが浮かび上がります。



蔵王について、詳しくは下の記事をご覧ください。

二ノ丸東大手門

霞城公園は、最上氏の居城として築かれた山形城(霞城)跡を整備した公園です。山形城は日本100名城のひとつに、また霞城公園は日本の都市公園100選のひとつに選ばれています。
最上義光騎馬像

最上義光(もがみよしあき)は、山形城を本拠に出羽を支配した戦国大名です。伊達政宗の外叔父にあたり、周辺の国人や大名を取り込みつつ領国を拡大しました。その勇猛さから、「出羽の驍将(ぎょうしょう)」と呼ばれました。
山形市郷土館(旧済生館本館)

山形市郷土館(旧済生館本館)は、山形の歴史や暮らしの資料を紹介する博物館です。擬洋風の病院建築物で、国の重要文化財に指定された後、霞城公園内に移築されました。

文翔館(山形県郷土館)は、旧山形県庁舎・県会議事堂を活用した施設です。館内では山形の歴史資料の展示に加え、ギャラリーやホールで展覧会・コンサートなども開催されています。

米沢出身の中條精一郎を顧問とし、ジョサイア・コンドルの内弟子である田原新之助が設計を担当しました。大正時代のイギリス・ルネサンス様式を代表する建築物で、国の重要文化財に指定されています。

七日町御殿堰

七日町御殿堰(なのかまちごてんぜき)は、山形市七日町にある用水路「御殿堰」と、その水辺空間を生かしたまち歩きスポットです。カフェや飲食店、アパレルショップなどが立ち並びます。
口コミサイトで人気の観光スポット
参考に2つの代表的な口コミサイトで、人気の観光スポットを見てみましょう。
フォートラベルは日本のユーザーからの口コミですが、トリップアドバイザーは日本を含む世界のユーザーからの口コミです。
フォートラベル(4travel.jp)
2026年2月25日時点のランキングです。
| 順位 | 観光スポット |
|---|---|
| 1 | 宝珠山立石寺 |
| 2 | 山形城跡(霞城公園) |
| 3 | 山寺 五大堂 |
| 4 | 文翔館(山形県旧県庁舎及び県会議事堂) |
| 5 | 旧済生館本館(山形市郷土館) |
| 6 | 立石寺中堂(根本中堂) |
| 7 | 霞城セントラル |
| 8 | 山寺 せみ塚 |
| 9 | 立石寺 芭蕉と曽良の像 |
| 10 | 仁王門 |
トリップアドバイザー(tripadvisor.jp)
2026年2月25日時点のランキングです。
| 順位 | 観光スポット |
|---|---|
| 1 | 立石寺 |
| 2 | 山形蔵王温泉スキー場 |
| 3 | 蔵王ロープウェイ山麓線 |
| 4 | 蔵王の樹氷群 |
| 5 | 文翔館 |
| 6 | 霞城公園 |
| 7 | 山寺芭蕉記念館 |
| 8 | 山形市郷土館 |
| 9 | 山形美術館 |
| 10 | ドッコ沼 |
フォートラベルとトリップアドバイザーで1位は共通して、立石寺(山寺)です。ほかに共通して上位にランクインしているスポットとして、山形城跡(霞城公園)、文翔館があります。
山形のマンホールカバー

市の花ベニバナと市の木ナナカマドが、図案化されて描かれています。
山形の道草
ガイドブックには載らないような、偶然の出会いやふと気になった風景などをご紹介します。

山形城のお堀に沿って走る、仙山線のE721系電車です。仙山線は、仙台と山形を結んでいます。

山形のモデルコース
Ⓐ山形駅から旅をスタートします。山形駅西口に隣接して、霞城セントラルがあります。最上階展望ロビーから、山形市街や蔵王連峰などを一望することができます。
山形駅西口から北へ約8分歩くと、Ⓑ山形城・霞城公園の南大手門跡に着きます。山形城・霞城公園内に、山形市郷土館(旧済生館本館)があります。
山形城・霞城公園の南大手門跡からⒸ水の町屋 七日町御殿堰までは、徒歩約24分の距離です。すこし距離があるため、バスまたはタクシーを利用してもよいかもしれません。
水の町屋 七日町御殿堰から北へ約5分約歩くと、Ⓓ山形県郷土館 文翔館に着きます。
山形は郊外に、立石寺(山寺)、蔵王(蔵王温泉)という主要な観光スポットがあります。立石寺へは、JR仙山線「山寺駅」を利用することが可能です。蔵王(蔵王温泉)へは、バス、タクシーなどを利用します。